はじめに
2025/6/4(水)にTechBull_LT会#2というSREイベントに参加したのでレポートです。
イベント概要はこちら
https://techbull.connpass.com/event/351941/
皆さん非常に興味をそそられる内容でしたが、個人的に特に面白かった&活用できそうな情報についてまとめます。
※一部、思い出しやすいように自分の言葉でアレンジしています。ご了承ください。
【少人数チームでAI活用して業務改善した話】
課題
- アラート監視
- レビュー負荷が高い(単純に人手不足)
- 組織としてツールやサービスに投資する資金はないため安価に改善したい
組織としてツールやサービスに投資する資金はないため安価に改善したい
改善策
アラート監視
- NotebookLMに普段のアラートログを読み込ませる
- 同様のアラート出力時にNotebookLMに質問→分析→回答
https://www.dsk-cloud.com/blog/gws/what-is-notebooklm
アラート分析の初動が早くなった!
- レビュー負荷が高い(単純に人手不足)
- cursor rulesを導入しコーディングルールを定義&読み込ませる
- コーディング規約に沿ったソースコードAI自動生成
- 細かい指摘が減ったので全体のレビュー負荷が減少した!
https://zenn.dev/globis/articles/cursor-project-rules
【AIを活用して若手エンジニアの成長を加速させる】
課題
- 振り返りに時間かかる
- 強み弱みの可視化難しい
- 成長志向を見失いがち
改善策
AIに考えていることやアクションをすべて記録&学習させ、提案してもらおう
学習サイクル
- 収集:意識的な作業記録(何を考えて、何をやったか)
- 分析:行動パターンの特定(私はこんな傾向がありそうを教えてもらう)
- 可視化:課題解決のロードマップ(課題解決のために何したらいい?を教えてもらう)
今週の学習サマリー → 現状分析 → 理想の状態をAIに聞く → 具体的アクションのロードマップ提示
【AIの最新動向を自動キャッチアップする機構を作った話】
課題
- AI活用したいよね
- でも毎日大量に新情報出てきてキャッチアップ疲れるよね
改善策
自動キャッチアップする機構をつくる
-
GoogleTrendsにて「AI」をキーワードに検索
-
関連キーワードの上位を取得
https://trends.google.co.jp/trends/explore?q=AI&date=now%201-d&geo=JP&hl=ja -
関連キーワードをWeb検索
-
検索した記事をAmazonBedrockで要約
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AzureLogicAppsでワークフロー化
-
要約した内容を通知(SlackとかTeamsとか)
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/logic-apps
【CVEを広報するということ byバグハンター】
バグハンターさんのお仕事
- 脆弱性を発見 → 報告&通知
課題
- 報告した脆弱性を無視せずに対応して欲しい
とは言え「日々の業務大変だから脆弱性アラートはつい見逃しちゃうよね」
バグハンター・エンジニア双方の頑張りを認め合って、より良い社会にしていきたいね
所感
TechBullLT会は初めて参加しましたが、100人規模とたくさんの方がいらっしゃいましたが、適度にゆるく情報交換のしやすい雰囲気のイベントだなと感じました。
またSRE以外にもAIや機械学習(トレンドだもの)の話題もあり非常に有意義でした。
また参加したいと思います。