TL; DR
sudo launchctl stop com.apple.audio.coreaudiod && sudo launchctl start com.apple.audio.coreaudiod
AirPods、いきなり音質が悪くなる
ときどき、普通にミュージックアプリで音楽を再生していただけなのに、いきなりコーデックがSCOに変わって、出力が8kHzになります。
Apple サポートのページを見てみると、どうやらマイク使用モードになっていて、マイクを使うアプリケーションを起動しているために起こる現象のようです。
マイク?AirPodsのマイクなんて使ったことがあるのはせいぜい通話する時くらいでしょう。友達がいないので、そんな機会滅多にありませんが。
SCOに変わると、とてつもなく迷惑
8kHzの音質でできることってなんでしょう?通話くらいですね。1
いつも再起動をしていたのですが、再起動の手間(ところで、macOS Big Surにアップデートしてから起動時間が2倍くらいに増えたのですが、なんででしょうかね?)やその後のアプリの起動の手間などを考えるととても大変です。
coreaudiodを終了させてみた
アクティビティモニタをぼーっと眺めて怪しいプロセスを観察していたのですが、2coreaudiod
というプロセスが少し気になったので普通に終了させてみました。
すると、ミュージックの音声が停止され、再度再生してみるとコーデックがAACに戻ってました!解決!
コマンドで落とせるよ
いちいちアクティビティモニタを開くのは面倒なので、コマンドでkillall coreaudiod
してやろうかと考えていました。
ですが、記事を書こうと思ってタグ指定するときにcoreaudiodタグがついている記事が1件あったので、見るとcoreaudiodがメモリを大量に占有しているときの対処法という記事がありました。
sudo launchctl stop com.apple.audio.coreaudiod && sudo launchctl start com.apple.audio.coreaudiod
killallよりこちらの方が再起動に向いているらしいです。
昔、killall Finder
をやったことがあるのでkillallは再起動するものだと勝手に思っていたのですが、どうやら違うみたいです。ただの勉強不足です。
追記: DAWは落としておけ
Studio Oneを開きっぱなしでこのコマンドを実行したらその後左耳しか聞こえなくなりました。
この症状がこのコマンドを実行すると必ずこうなるのかどうなのかはまだ未検証ですが、プロセスをいきなり停止してるのでDAWに良いかと言われると良くなさそうなので、DAW、音声編集アプリケーションを起動している時は一応落としておきましょう。