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【備忘録】Linux/Shell 4月3週目 

Last updated at Posted at 2022-04-17

備忘録として学んだことを書いていきます。
間違いや書きたいことがあれば適宜修正・加筆します。

今週はLinuxの基本事項について学びました。

Linuxの主要なディレクトリについて

  • /:ルートディレクトリ

↓ ルートディレクトリの下に重要なディレクトリがたくさん ↓

  • /bin:コマンドの実行ファイル(最低限必要なもの)を格納
  • /dev:デバイスファイル(Linux特有の機能で、ハードウェアをファイルとして扱ったもの)を格納
  • /etc:設定ファイルを格納
  • /home:ユーザごとに割り当てる個人用ディレクトリなどを格納
  • /sbin:実行ファイルを格納(管理ユーザ向け)
  • /tmp:一時的なファイルを格納(定期的に削除される可能性あり)
  • /usr:各種アプリケーションと付随するファイルを格納
  • /var:変化するデータを格納(アプリ動作時に作成されたログなど)

Shellコマンド集

忘れないであろうコマンド達

cd:ディレクトリ移動

../でひとつ前のディレクトリ
~でホームディレクトリ(/home/ユーザ名)←移動先を指定しなかったときもこれ

touch:空ファイルの作成

mkdir:空ディレクトリの作成

ls:ファイルやディレクトリをリストで表示

pwd:今いる場所(カレントディレクトリ)を表示

cat:ファイルの内容を標準出力

複数行になる場合はlessのほうが優秀

mv:ファイルやディレクトリの移動・リネーム

rm:ファイルやディレクトリの削除

ディレクトリの削除時は-rで再帰的に削除する必要がある

cp:ファイルやディレクトリのコピー

ディレクトリのコピー時は-rで再帰的にコピー
-pオプションでタイムスタンプやパーミッションを保持した状態でコピー

ps:プロセスの監視

  • -a:すべてのユーザを表示
  • -u:詳細な情報を表示
  • -x:すべてのプロセスを表示
    全部合わせてps -auxと書いたりする

kill:プロセスやジョブを殺す(本来はシグナルを送信するコマンド)

kill %<ジョブID>:ジョブ(ひとまとまりのプロセス)をキルする
kill <プロセスID>:プロセスをキルする

whoami:自分自身のユーザ名を確認

sudo:super userとして実行

man:コマンドのマニュアルを表示

man -k xxxxで特定のワードxxxxに引っかかったコマンドを検索できる!

忘れそうなコマンド達

awk:文字列を受け取り、列に対して何らかの処理をする

# aaa.txt内の文字列をカンマ区切りで列に分けて、その1列目($1)だけ表示
awk -F',' '{print $1}' aaa.txt

awkの参考リンク

grep:入力の中で指定された文字列に一致する行を出力

# bananaが含まれる行だけが出力される
grep 'banana' aaa.txt

パイプライン|で使用することが多い

# ps -aux の結果のうち、tanaka が含まれる行だけ出力
ps -aux | grep tanaka

grepの参考リンク

sed:指定したファイルをコマンドに従って処理して標準出力

s:ファイルの内容を置換
# aabb.txtのaaaの部分をbbbに置換する
# 最後のgは「同じ行に複数回出現した場合、すべて置換」を意味する
sed 's/aaa/bbb/g' aabb.txt

パイプライン|の例

# ㎰の出力のうちrootをROOTに置換する(1行につき1つだけ置換)
ps -aux | sed 's/root/ROOT/'

その他機能sedの参考リンク

cut:各行から指定した部分だけを切り出す

-c:文字数で指定

# 3文字目から10文字目を取り出す
cut -c 3-10 file.txt
# 3文字目から末尾までを取り出す
cut -c 3- file.txt

-b:バイト数で指定

# 4バイト目から末尾までを取り出す
cut -b 4- file

head / tail:先頭/末尾から指定した行数だけ取得

# -nで行数指定
head -n 5 file.txt
# デフォルトでは10行出力
head file.txt

tailと組み合わせて、好きな範囲の行を取り出せる

# 7行目から10行目までを取り出す
head -n 10 file.txt | tail -n 3

find:ファイルやディレクトリを検索

find text.txt

その他機能:findの参考リンク

fg / bg:ジョブをフォアグラウンド(fg) / バックグラウンド(bg)で動かす

fg %<ジョブID>
bg %<ジョブID>

fg / bgの参考リンク

uniq:重複している行を取り除く

# file.txtから重複している行を取り除いた結果を出力
uniq file.txt
# ソートして重複行を取り除く
sort file.txt | uniq

crontab:cronを設定

crontab -eでcronの設定ファイルを編集
cron(クロン)は定期的にコマンドを実行してくれるデーモンプロセスというやつ

クロン設定ファイルの書き方

分 時 日 月 年 <コマンド>の順に、実行時間と実行コマンドを書く(*を使って省略も可能)
例:毎月11日の22時33分にHelloと出力

33 22 11 * * echo Hello

/を使うと間隔を指定可能
例:5分おきにpingを実行

/5 * * * * ping -c 1 10.10.10.10

sort:ファイルの内容を並び替える

文字とみなして辞書順に並び替える
-r:逆順に並び替える
-n:数字とみなして並び替える

-nをつけないと辞書順なので、数字は「1→100→11」などの順番になってしまう

less:スクロールできる形でファイルの内容を表示

スクロール表示中のコマンド

  • Space / f:1画面下
  • b:1画面上
  • j:1行下
  • k:1行上
  • q:終了
  • / 文字列:下方向に文字列を検索
  • ? 文字列;上方向に文字列を検索
  • n:検索中に使える。次の検索結果へ
  • N:検索中に使える。前の検索結果へ

標準出力に返していないので、パイプライン|で使えない

ln:リンクを貼る

デフォルトでハードリンクを貼る
-sでシンボリックリンクを貼る

ハードリンクは実態に別の名前を付けてるイメージで、元ファイルを削除しても消えない。
シンボリックリンクはリンク先のパスで実体を参照するので、元ファイルがなくなると壊れる。

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