#目次
- はじめに
- 実装方法
3. 画面作成
4. コーディング
5. Actionの紐付け - まとめ
- 参考
#はじめに
連絡帳アプリや、アプリ内の問い合わせ画面で、
電話番号を表示してそのまま電話をかけられるような開発を行う場合があるかと思います。
今回はKonyで作成したアプリから、
標準の電話アプリを呼び出し、特定の電話番号に電話をかける方法についてご紹介します!
完成イメージ
— Kony (@Kony12763790) December 24, 2020
#実装方法
######1. 画面作成
まず画面を作成します。
電話番号が表示されているLabelと、タップするとコール確認のポップアップを表示させるButtonを配置します。
Buttonをアイコンに変更したい時は、SkinからBackGroundのTypeをImage
にすると任意の画像ボタンにできます。
ImageのChoose
をクリックするとポップアップが表示されるので変更したいValue
を選択します。一覧で表示された画像から使いたい画像を選択してください。
使用したい画像が無い場合はImport
をクリックするとPCにある画像を使用できます!
選択したらOKを押してポップアップを閉じてください。これでButtonのSkinを電話アイコンに設定できます。
######2. コーディング
電話ボタンを押したら表示されている電話番号に電話をかけるコードをForm1Controllerに書きます。
define({
callToNumber : function () {
var number = this.view.lblPhone.text;
kony.phone.dial(number);
}
});
kony.Phone.dial(number)
でnumber
に渡されたlblPhoneの電話番号にアプリ上から電話をかけることができます。
この時パラメーターであるnumber
には数字、+、-、スペースのみが有効な文字として扱われます。
######3. Actionの紐付け
関数の準備ができたらActionと紐づけていきます。
btnPhoneを選択し、ActionタブからonClickのEditをクリックしてActionの紐づけを行います。
実際に動作を見てみましょう
— Kony (@Kony12763790) December 24, 2020
電話アイコンをタップした後、発信ボタンをタップすることで
アプリ上で電話をかけることができました!
#まとめ
アプリから電話をかける機能は、問い合わせページや予約ページなどでよく見かけると思います。
Konyの場合、今回ご紹介した通り
簡単に実装を行うことができるので、ぜひ使ってみてくださいね!
#参考
kony.phone.dialについて:
https://docs.kony.com/konylibrary/visualizer/viz_api_dev_guide/content/kony.phone_functions.htm#phone.di