#はじめに
本記事はCiscoの有志による Cisco Systems Japan Advent Calendar 2021 (二枚目) の 11 日目として投稿しています。
- 2021年版(一枚目): https://qiita.com/advent-calendar/2021/cisco
- 2021年版(二枚目): https://qiita.com/advent-calendar/2021/cisco2
- 2020年版(一枚目): https://qiita.com/advent-calendar/2020/cisco
- 2020年版(二枚目): https://qiita.com/advent-calendar/2020/cisco2
- 2019年版: https://qiita.com/advent-calendar/2019/cisco
- 2018年版: https://qiita.com/advent-calendar/2018/cisco
Qiita初投稿!誰もやって無さそうなことを坦々と試してみようと思います。
※役に立つかは皆様次第です
リモートワークって、辛くない!?!?
皆さんはもう慣れましたかね?? 私は発狂寸前です。
一人暮らし、狭い部屋の中で毎日仕事していると、たまには気分転換したくなります。
しかし外出は可能な限り 自粛せねばならない。そんなときに思いついたのが
「VR空間で仕事する」 ことでした。
快適なリモートワーク環境づくりをどれだけ極めても、息が詰まるものは詰まる
#湖畔の景色を見ながら、仕事をする
使うものは Meta(旧Oculus) Quest 2 と PC のみ
Horizon Workroomsアプリ をダウンロードして 諸々セットアップを終えると
一瞬にして、のどかな湖畔の部屋で仕事できるようになります。
画面下部の 真っ黒部分 には
現実世界のキーボード&マウスが表示され
ごく普通~の PCとして仕事できます
ヘッドセットを被っている分、体力はジリジリ削られます
一方で、疲れた脳味噌は徐々に回復していきます。
窓際まで歩けば、もっと素晴らしい景色で回復できます。
#問題:Web会議に参加すると、大変なことに、、
リモートワークのキモとなるのは、やっぱり Web会議。
Ciscoでは毎日 Cisco Webex を使って プロジェクトを進めていきます。
Web会議に参加するまでは良いんです。仮想空間内の目の前のPCから
ミーティングに参加
ボタンをクリックするだけの 簡単操作ですから。。
こんな感じで 相手の顔や資料共有を 普通に見ることができます
問題はココからです。自分のカメラをONにすると 相手にはどう映るか、、
####大事故発生です。(イメージですが)
PCの目の前に居るのは、ヘッドセットを被ったリアルな私です。
誰もこんなサイバー野郎と会話なんてしてくれません。
#解:手組みで何とかしよう
Web会議のVR対応はまさに発展途上です。
Ciscoも**こんなモノ**を発表したりしています。
しかし、今すぐに!手持ちの Quest2 とWebexで!何とかしたい、、!!
ということで、手組みでWebex会議へのアバター参加を目指してみます。
#用意するもの
・Windows PC
・Meta Quest 2
・Webex
・Horizon Workrooms (アカウント2つ)
・OBS Studio
・XSplit Broadcaster
#イメージはこんな感じ
大変ややこしいです。精神が削られます。
しかし、やってること自体は大変シンプルで、PC画面に映る内容を
仮想カメラに流し込む、というよくある手法を2つ重ねただけです。
(よくある手法なので それぞれのソフトでの操作は割愛します、、)
#すると、どうなるか?
まず、VR空間にいる私からはどう見えるか?
会議室奥にWebexの参加者たちが無事登場しました。
手元のPCも自由に操作することが可能です。
まるで会議室にて、ビデオ会議専用端末から 会議に参加したような感じです。
(スクリーンショットでは遠く小さく見えますが、
ヘッドセット内からは結構な大画面で見えてます)
次に、他の会議参加者から私はどう見えるか?
まるで会議室から参加しているように相手に映ります。
喋れば口は動き、身振り手振りもハンドサインも伝わります
※アバターの容姿は置いておいて、、
※動画へのモザイク掛けが大変なので、実録画ではなく上記はイメージです
こうして無事に、仮想空間内からWebex会議に参加し
他のWebex参加者にも仮想空間内の自分を投影することができました。
#おわりに、、
最初にも書きましたが、役に立つかはどうかは皆様次第です
何ならココまで実施するのに、結局体力も精神も削られました。
Webセミナー(≒ウェビナー)の際のネタなどであれば使えるかも、、??
VTuberならぬ**"VWebexer"**なんてものが生まれるかも、、??
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