6月9日の記事の続きだが、『保育士特定登録取消者管理システム業務マニュアル』(こども家庭庁、2024年3月29日)の【留意事項】には、かなり不気味な記述がある。
UTF-8以外の文字が含まれる場合は、標準文字に置き換えて検索する(最新の漢字置換え一覧表は本システムからダウンロードして確認する)
※扱えない文字の例と対応する標準文字
齊藤 → 斉藤
髙橋 → 高橋
山﨑 → 山崎
渡邊 → 渡辺
ここでいう「UTF-8以外の文字」が、私(安岡孝一)には理解できない。私の知る限り「齊」のUTF-8はE9BD8Aだし、「髙」のUTF-8はE9AB99だし、「﨑」のUTF-8はEFA891だし、「邊」のUTF-8はE9828Aだからだ。ちなみに旧版の『保育士特定登録取消者管理システムマニュアル』(こども家庭庁、2024年3月8日)では
・UTF-8 : Unicodeで定義された文字集合を表現することができる文字コード(符号化方式)の一つ。様々な言語の文字を扱える文字コードとしては世界的に最も普及しています。
と書かれていて、まあまあ穏当な表現だし「UTF-8以外の文字」など無さそうだ。うーん、保育士特定登録取消者管理システムから「最新の漢字置換え一覧表」をダウンロードしてみたいのだけど、でも、それをダウンロードしたところで、ここで言う「UTF-8以外の文字」の謎が解けるかしら。