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[その2] Power BI で社内のリース車の利用状況を可視化してみた

Last updated at Posted at 2019-11-16

はじめに

この記事では、Power BI で社内のリース車の利用状況を可視化する取り組みを3部構成で紹介しています。

実装方法

本記事では、以下の手順の 2. について紹介します。
1. 3. をご覧になりたい方は、以下の手順名をクリックしてください。

  1. Microsoft Graph を利用してリース車の予定表データを取得する
  2. 取得したデータを展開する
  3. 可視化する

2. 取得したデータを展開する

続いて、取得したデータの展開を行います。
今回は、可視化のために以下の情報を取得することを考えます。

  • 予定表の名前( = リース車名)
  • イベントの開始日時
  • イベントの終了日時
  • イベントの主催者( = リース車を予約した人)

先ほど取得した上記の情報は、いずれも階層構造になっており、そのままでは可視化できません。
よって、可視化するために上記の情報を展開します。

  1. 予定表の名前を取得する
    予定表の名前は、取得したデータの [calendar 列] - [owner 列] - [name 列] にありますので、列名の右側にあるアイコンをクリックして以下のように展開します。
    image.png
    image.png
    取れました。
    image.png

  2. イベントの開始日時を取得する
    イベントの開始日時は、取得したデータの [start 列] - [dateTime 列] にありますので、上記と同じように展開します(図は割愛)。

  3. イベントの終了日時を取得する
    イベントの終了日時は、取得したデータの [end 列] - [dateTime 列] にありますので、上記と同じように展開します(図は割愛)。

  4. イベントの主催者を取得する
    イベントの主催者は、取得したデータの [organizer 列] - [emailAddress 列] - [name 列] にありますので、上記と同じように展開します(図は割愛)。


これで展開は終了です。
最後に、レポート側に余計な列名が含まれると煩わしいので、必要な列を選択します。
画面上部の"列の選択"をクリックし、必要な列名のみにチェックを入れて、OK をクリックします。
image.png
必要な列のみ抽出できました。
ここまでで、取得したデータの展開作業は終了です。画面左上の"閉じて適用"をクリックしてクエリエディターを終了します。
image.png


次の記事(その3)では、展開したデータを可視化する作業を行います。
その3はこちら

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