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【VR開発】360度動画の再生 in Oculus

Last updated at Posted at 2024-02-14

追記

有料のAssetを利用する事でより手軽に実装する事が出来ました。

前提

前回の記事にて360度動画再生の確認ができており、Oculus Integrationの導入が完了している。開発の初期設定も含め、こちらの導入については、Raspberly様のブログが画像付きでとても分かりやすいです。

実装

Projectの検索窓で「OVRCameraRig」を検索します。青いPrehabが見つかるので、それをHierarchyにドラッグアンドドロップします。
image.png
image.png

デフォルトでは、OVRCAmeraRigのTrakingはEye levelになっているはずです。このままで大丈夫です。
image.png

SphereのVideo Playerにて、Loopにチェックを入れておくと動画が繰り返し再生されます。
image.png

メニューバーのFile→Build Settingを開き、ビルドするシーンを変更します。
test3.gif
*事前にテストビルドが出来ている事を前提としている為、詳細は省きます。こちらの記事が大変参考になると思います。

Oculusでダイブ!

Build and Runでも、Air linkのどちらでも大丈夫です。AirLinkの方が圧倒的に楽です。
test4.gif

これでOculusでの360度動画の再生が確認できました。
しかし、明るさのバラツキが気になります。
Directional Lightを利用している事が問題です。
image.png
今後手元を追加する予定なので、ライト削除は避けたいです。調整を行っていきます。

調整

Directional Lightを削除し、Point Lightを追加します。
image.png

次に、Skybox(背景)の設定を調整しましょう。
Window→Lightingを選択して、

Enviromentから、Environment Lighting→Intensity Multiplierを2に変更。

image.png

手元が暗ければPoint LightのRangeを強くし、スクリーンが暗ければIntensity Multiplierを強くするなどして調整して下さい。使用している動画の明るさによって、最適な調整が必要だと思います。

Before After

*Point LightのIntensityを強くしてしまうと、Meshが見えてしまうので注意。(以下例)
image.png

再度Oculusでダイブ!

いい感じになりました。
t3.gif

補足
動画の正面は、SphereのRotationで調整できます。
動画の解像度が気になる方は、ShepreのScaleを小さくする事で改善する可能性があります。
正直、気持ちの問題かもしれません。小さすぎると、頭を動かした際の違和感が強くなるので注意です。今回の手法だと0.3ぐらいが限界に感じました。Point LightのRange調整も必要になるかもしれません。
image.png

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