追記
有料のAssetを利用する事でより手軽に実装する事が出来ました。
前提
前回の記事にて360度動画再生の確認ができており、Oculus Integrationの導入が完了している。開発の初期設定も含め、こちらの導入については、Raspberly様のブログが画像付きでとても分かりやすいです。
実装
Projectの検索窓で「OVRCameraRig」を検索します。青いPrehabが見つかるので、それをHierarchyにドラッグアンドドロップします。
デフォルトでは、OVRCAmeraRigのTrakingはEye levelになっているはずです。このままで大丈夫です。
SphereのVideo Playerにて、Loopにチェックを入れておくと動画が繰り返し再生されます。
メニューバーのFile→Build Settingを開き、ビルドするシーンを変更します。
*事前にテストビルドが出来ている事を前提としている為、詳細は省きます。こちらの記事が大変参考になると思います。
Oculusでダイブ!
Build and Runでも、Air linkのどちらでも大丈夫です。AirLinkの方が圧倒的に楽です。
これでOculusでの360度動画の再生が確認できました。
しかし、明るさのバラツキが気になります。
Directional Lightを利用している事が問題です。
今後手元を追加する予定なので、ライト削除は避けたいです。調整を行っていきます。
調整
Directional Lightを削除し、Point Lightを追加します。
次に、Skybox(背景)の設定を調整しましょう。
Window→Lightingを選択して、
Enviromentから、Environment Lighting→Intensity Multiplierを2に変更。
手元が暗ければPoint LightのRangeを強くし、スクリーンが暗ければIntensity Multiplierを強くするなどして調整して下さい。使用している動画の明るさによって、最適な調整が必要だと思います。
Before | After |
---|---|
*Point LightのIntensityを強くしてしまうと、Meshが見えてしまうので注意。(以下例)