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macOSをCatalinaにしたらAmazon EMRのJupyterHubにアクセスできなくなった

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ざっくり

  • macOSをCatalinaにアップデートしたら自己署名証明書を信頼しなくなる(らしい)
  • この影響か、Chromeで「詳細情報→このページにアクセスする(安全ではありません)」というUIが消えていた。→「あれ、いつもの方法でアクセスできない!」となった。
  • Chromeのウインドウがアクティブな状態で「thisisunsafe」と打つと行けた。
  • (やってない&できるかわからないけど)本当は自分の信頼する証明書をどこかにおいておき、それをJupyterHubに登録するようなブートストラップアクションを作ったりするほうが良い?

参考

  1. macOS Catalina Chrome Self-signed Certificate Issues
  2. iOS 13 および macOS 10.15 における信頼済み証明書の要件
  3. Chromiumのエラーリスト
  4. マスターノードとノートブックサーバーに接続する -- Amazon EMR公式ドキュメント

もうちょっと詳しく

EMRやJupyterHubの話じゃなくなっていきますが…笑

Catalinaにする前

macOSをアップデートする前から、EMRのJupyterHubに接続する際にセキュリティの警告は出ていました。
が、ChromeのUIから「詳細情報を表示→〜〜〜〜.comへアクセスする(安全ではありません)」をクリックすれば、そのまま飛べました。
スクリーンショット 2020-01-07 10.34.10.png

よく見ると、このときのエラーコードは NET::ERR_CERT_AUTHORITY_INVALID となっています。

Catalinaにした後

先述のUIが消え、いつものやり方でアクセスできなくなりました。
スクリーンショット 2020-01-06 17.00.56.png

よく見ると、エラーコードが NET::ERR_CERT_INVALID に変わってます。
OSが返す例外の種類が変わって扱い方が変わっているみたいです。

解決方法

参考にも挙げたこのサイトにあるやり方は、下記の3通りで、JupyterHub on EMRに限らず使えます。

  1. Chromeのウインドウをアクティブにして「thisisunsafe」と打ち込む
  2. 証明書を落としてきて、信頼済み証明書のリストに追加する
  3. chromeを -ignore-certificate-errors オプションで起動する
    一旦私は「1」の方法で対応しました。(2の方法をEMRを立ち上げるたびに毎回実施するのは相当な手間ですし、3の方法だと事故が恐ろしかったので。)

ただ、AWS公式にもある通り、「自分の信頼済みの証明書とキーを使用」するのが一番良さそうです。

おそらく
0. 証明書をどこかにおいておいて、(S3で良いかな?)

  1. EMR起動時にそれをノートブックサーバーにダウンロードして、
  2. それをJupyterHubで利用するコマンドを叩く
    だと思うので、1と2をやってくれるようなブートストラップアクションを作るのが良いのかな…?まだ良くわかっていません。
    もしこの部分も対応したらこの記事を編集しようと思います。
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