業務改善をやる機会が多いので、備忘録として、本記事を書いています。
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業務改善および標準・フォーマット作成のポイント
業務プロセスの評価指標
業務プロセスに対する評価指標を考えてみました。
評価 | 説明 |
---|---|
1 『属人化』 | プロセスが確立していない |
2 『部分標準化』 | 小規模で標準化されている (PJ、チーム、課内メンバーなど) |
3 『組織標準化』 | 組織で基本的なプロセスが標準化されている(部、事業部など) |
4 『テーラリング化』 | 組織で基本プロセをベースにテーラリングされている |
5 『最適化』 | 定期的にレビューされ最適化されている |
開発プロセスなど広い定義に適用するのではなく、開発プロセス>要件定義>競合他社調査手順のようにある程度詳細化して適用することで、プロセスを適切に評価できると思います。
業務理解度の評価指標
業務理解度に対する評価指標も考えてみました。
評価 | 説明 | 備考 |
---|---|---|
1 | プロセス、標準を把握していない。 | 指示が必要。 |
2 | 自部署のプロセス、標準を把握しているが、法的根拠を理解していない。 他部署のプロセス、標準を把握していない。 |
自部署業務遂行は可能。 |
3 | 自部署のプロセス、標準を把握しており、法的根拠理解している。 他部署のプロセス、標準は把握していない。 |
他部署に影響しない自部署の業務改善可能。 |
4 | 自部署のプロセス、標準を把握しており、法的根拠理解している。 他部署のプロセス、標準の一部を把握しており、自部署の成果物が他部署にどのように影響するか理解している。 |
監査の応対可能。 他部署に影響する業務改善可能。 |
5 | 法規制を解釈し、自部署または他部署のプロセス、標準に落とし込める。 |
3以上は業務改善可能ですが、効率化を考慮できない人(法規制に重心を置きすぎる人)は改善業務にアサインしないことを推奨します。
監査員の指摘を恐れて、非効率なプロセスが形成される可能性があります。