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業務プロセスおよび業務理解度の評価指標

Last updated at Posted at 2023-04-23

業務改善をやる機会が多いので、備忘録として、本記事を書いています。

<関連記事>
業務改善および標準・フォーマット作成のポイント

業務プロセスの評価指標

業務プロセスに対する評価指標を考えてみました。

評価 説明
1 『属人化』 プロセスが確立していない
2 『部分標準化』 小規模で標準化されている (PJ、チーム、課内メンバーなど)
3 『組織標準化』 組織で基本的なプロセスが標準化されている(部、事業部など)
4 『テーラリング化』 組織で基本プロセをベースにテーラリングされている
5 『最適化』 定期的にレビューされ最適化されている

開発プロセスなど広い定義に適用するのではなく、開発プロセス>要件定義>競合他社調査手順のようにある程度詳細化して適用することで、プロセスを適切に評価できると思います。

業務理解度の評価指標

業務理解度に対する評価指標も考えてみました。

評価 説明 備考
1 プロセス、標準を把握していない。 指示が必要。
2 自部署のプロセス、標準を把握しているが、法的根拠を理解していない。
他部署のプロセス、標準を把握していない。
自部署業務遂行は可能。
3 自部署のプロセス、標準を把握しており、法的根拠理解している。
他部署のプロセス、標準は把握していない。
他部署に影響しない自部署の業務改善可能。
4 自部署のプロセス、標準を把握しており、法的根拠理解している。
他部署のプロセス、標準の一部を把握しており、自部署の成果物が他部署にどのように影響するか理解している。
監査の応対可能。
他部署に影響する業務改善可能。
5 法規制を解釈し、自部署または他部署のプロセス、標準に落とし込める。

3以上は業務改善可能ですが、効率化を考慮できない人(法規制に重心を置きすぎる人)は改善業務にアサインしないことを推奨します。
監査員の指摘を恐れて、非効率なプロセスが形成される可能性があります。

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