glTFの基本構造はデータ構造を定義するJSON部分と、画像やメッシュなどのバイナリデータを含むバイナリデータ部に分けられる。
glTFは拡張可能なので、様々なベンダーが様々に拡張している。
この記事ではいわゆる「VRSNS」ベンダーが開発する拡張を簡単にまとめる。
VRM
業界の中では有名な形式。主導するVRMコンソーシアムは厳密には委員会のような形式をとっているのでVRSNSベンダーではない。
PITM
Clusterが定義する内部形式。glTFを基にしているとされる。
https://docs.cluster.mu/creatorkit/pitm/overview/
単独のファイルで完結する必要があるとされることから、glb形式でならなければならないことが推定される。
拡張部分の情報にはMToonの情報やCluster Scriptなどが入っていると思われる。
Sutera Package
SuteraVRが提唱するファイル形式。厳密には拡張形式ではなく、glTFを包む梱包形式だが比較のために参照する。
参考: https://github.com/SuteraVR/Specifications/pull/63