一太郎で使われる .jtd、.jtt、.jttc 文書を、将来も扱える形で調査・保全できるようにするため、Rust プロジェクト OpenJTD を公開しました。
今回、最初のバージョンである OpenJTD 0.0.1 をリリースしました。
これは何か
OpenJTD は、一太郎文書形式を扱うオープンソース実装を目指すプロジェクトです。現在は rjtd という Rust ツール群を中心に、形式の観測、テキスト抽出、文書モデル化、エクスポート、ビューア統合のための基盤を作っています。
0.0.1 は experimental developer preview です。完成した一太郎互換レンダラーやエディタではありません。
現在できること
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.jtd、.jtt、.jttcの CFB/OLE コンテナとストリームの調査 - 観測済み
/DocumentTextストリームからのテキスト抽出 - 観測済み
.jttcのJustCompressedDocument/ LH5 ペイロード処理 - Markdown、JSON、プレーンテキスト、テキスト指向 PDF への出力
- CLI による診断・調査コマンド
- 初期段階の WASM ビューア統合
まだできないこと
段落の完全な意味解釈、忠実なレイアウト、スタイル、表、ルビ、画像配置、ネイティブ編集は未完成です。
PDF/SVG 出力も一太郎の表示を忠実に再現するものではなく、現時点ではテキスト中心の fallback 出力です。decoded: false、Candidate、Unknown、Diagnostic とされる情報は、未確定の意味を断定せず、調査上の根拠を残すためのものです。
試すには
cargo install rjtd-cli --version 0.0.1
rjtd info /path/to/document.jtd
rjtd export /path/to/document.jtd --format md
rjtd export /path/to/document.jtd --format json
入力ファイルは、利用・共有する権利があるものだけを使用してください。
一太郎、JustSystems などの名称は対象形式を説明するためのものであり、提携・承認を意味するものではありません。
形式ごとの挙動、再現可能なエラー、仕様調査、コードやドキュメントへの貢献を歓迎します。ただし、権利・個人情報・機密性が不明な実ファイルは共有しないようお願いします。