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この記事は、技術同人誌執筆の軌跡 Advent Calendar 2025の12/23分の記事になります。

今年は、ひとりアドベントカレンダーに挑戦してみたく、このネタで25日まで書いていきますので、よろしくお願い致します。

ひとりアドベントカレンダーの記事も、本記事併せて残り3つです👏

発端

この英語版への無謀な挑戦の発端は、私が友人と雑談してるときに生まれた言葉でした。

「英語版作ったら、全世界で読まれるんじゃない?」

これは、Babylon.jsレシピ集 vol.4辺りを書いていたころに言われた一言でした。エンジニアではない友人に「これこれこーいう経緯で本を書いてるんだよね」と何気に言った後、返ってきた言葉がコレ。

おぉ…確かに。

いやいや、英語版なんて書けないからー。と思う前に、確かに英語版を書けば世界に向けて頒布できるな。世界に向けて頒布するなら、Amazonがなんかやってたな……いっちょ相談してみるか。

もう、本当にこんなノリです。ひとりでは到底無理な話でしたが、そこはコミュニティです。一言発すれば中には興味を持ってくださるかたも居たりします。

image.png

そして、ノリと勢いが大事な話(笑)

ありがとうございます!こういうのはノリと勢いなのでやってみましょう!

image.png

こうして、英語版のBabylonjsレシピ集が日の目を見ることになったのでした。

紆余曲折

英語版の話を初めてコミュニティにしたのが、2023年11月です。

image.png

そして、実際にAmazonに掲載されたのが、2025年2月。実に1年以上かかったプロジェクトになりました(笑)

まずドコで英語版を頒布するのか?

ぱっと思いついたのは、AmazonのKDPです。結果、他に案もなく、最終的にここに行きつくわけですが、KDPの場合PDFでも出せるのですが、EPUB形式で出すのが一般的なようでした。

そうこうしてるうちに、つぎの技術書典の執筆のタイミングとなり英語版の執筆は停滞。
それでも、自分はvol2で書いたラズパイとの連携のネタと、Re:Earthのアドインとして動かす話の2つを英語版にすることとしました。

執筆スタート

2024年2月、英語版用のリポジトリができ、技術書典と平行しながら英語版の執筆が始まりました。
まず、英語版用のリポジトリに日本語で書かれたファイルをコピーし、日本語の部分をコメントアウトし、まずはDeepLで英語化したものを貼り付け。

これで一度EPUB化して確認したところ、いくつか問題が出てきました。

  • EPUB Viewerの種類によってレイアウトが崩れたりする
  • カラーがモノクロになる(出力形式を変更することでカラー化可能)
  • フッターに表示した項目のレイアウトがズレる/リンクにならない

などなど。
この時点で、Re:View👉EPUBの流れがあまりよくないのでは?!と懐疑的になり、他の方法の検討を始めます。

が、いろいろと試してみるものの、どれもしっくり来ず……
ワードで書いてる違和感が半端なかったです(笑)
👉 Re:View初めて知った時は、絶望しかなかったのにね💦

ということで、色々と試しているうちに、結局Re:Viewで書くのが一番いいのでは?となりました。
理由は……

  • 日本語をコメントアウトして、英語版を作れる(確認する際に便利)
  • フッターのリンクについては、@コマンドで対応

サンプル

={TOP} Digital Twin with IoT and Babylon.js

#@# 本章では、センシングで得られたデータをBabylon.jsで活用する例として、簡単に構築できるデジタルツインを紹介致します。
#@#しかも、有償サービスを利用せずに実装していますので、なんと無料でできてしまいました。

In this chapter, we introduce an easy-to-build digital twin as an example of how data obtained from sensing can be used in Babylon.js.
Moreover, since we have implemented it without using any paid services, we have done it for free.

#@#※本章は、2023年4月1日に行われたBabylon.js勉強会 vol.2で登壇させていただいいた「ぷちデジタルツイン」を深堀しています。
#@#勉強会当時の発表の資料やアーカイブ動画は下記にございますので、併せてご参照ください。

*This chapter is a deep dive into the “Petit Digital Twin” that was presented at the Babylon.js Study Session vol. 2 on April 1, 2023. 
Please refer to the documents and archived videos of the presentation at the time of the study session below.

#@# * Babylon.js勉強会 vol.2 アーカイブ動画@<fn>{youtube_Xj6b54b3CHo}
#@# * LT登壇資料@<fn>{onltw_RkuLJ4q}

 * Babylon.js Study Session vol.2 @<href>{https://youtu.be/Xj6b54b3CHo,Archived Videos}
 * @<href>{https://onl.tw/RkuLJ4q,Lightning Talk} Presentation Materials

もともと参考URLをフッターに書くようにしたのは、物理本にした際にURLが見えなくなるのを防ぐためでした。そのため、URLをフッターに書くようにしたのですが、EPUB形式での出版なので、HyperLINKに埋め込んでしまって問題ないよね、という本質にたどり着き(笑

ここにたどり着いたのが、2024年7月で、技術書典16が通り過ぎました(笑)
そして季節はあっという間に技術書典17が通り過ぎた12月になりますwww

※本業やコミュニティ活動でバタバタしてて、こっちが後回しになってた時期。

完成間近

2024年12月26日
image.png

技術書典17でバタバタしてたのをいいことに、こちらをすっかりと忘れていました💦
ということで、英語版の再開は2024年末~2025年年明けにかけて一気に動き出します。

年末から表紙のイメージ作成です。本の内容としては、Plateau、AppleVision、デジタルツインなどを盛り込みながら生成。英語版の書籍などを参考にタイトル案なども出していきます。

大晦日も年越し寸前までdiscordでやり取りしたんですね、自分(笑)
image.png

年明けの1月2日には、こんな問題も……
image.png

EPUB ViewerによってURLに含まれてる「#」を正しく処理できない問題を発見。
※ただしく処理できるEPUB Viewerもある。
👉 対応としては、HyperLINKではなく、URLを直接記述する方法に変更しました。

表紙

image.png

なんかアメリカンな感じする。
80年代のSF映画のポスターとか、こんな感じしませんか?(笑

そんなこんなでできあがったものがこちら

タイトル
Web-Based Innovation: Digital Twins and Learning Simulations with Babylon.js

かっこいい👏👏👏

そして発売!

英語版提起から、1年と3か月。実業とコミュニティでの技術書典の合間を縫って、なんとか書き上げた英語版のBabylon.jsレシピ集。
自分はきっかけを作っただけで、翻訳はDeepLに任せ、最終確認はLimesさん頼み。表紙は生成AIとは言え、ヤスさんがいくつもサンプルを提示してくれながらかっこよく作ってくれました。

一人では英語版の出版などとても無理でしたが、コミュニティだからこそ完成したんだと思います。協力していただいた皆様に感謝感謝です🙇

そして、全世界でどの程度の人が手に取ってくれてるかわかりませんが、日本から世界に向けてBabylonjsレシピ集を発信できたのは、とてもスゴイことじゃないかと思っています🙌

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