この記事では、Alibaba Cloud ECSを使ってCentOS 7にNextCloudをインストールする方法を紹介します。
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NextCloudは、DropboxやGoogle Driveに代わる、無料でオープンソースのセルフホスト型サービスです。自分のファイルを自分のプライベートサーバーにホスティングして、データを完全にコントロールすることができます。
#前提条件
1、CentOS 7.4をOSとして使用した新しいECSインスタンス。
2、ECSインスタンスに接続し、rootユーザとしてログインします。
3、ECS インスタンスに向けられたドメイン名。
CentOS 7 インスタンスにログインしたら、以下のコマンドを実行して、最新の利用可能なパッケージでベースシステムを更新します。
yum -y update
新しいユーザーを作成します。
adduser nextcloud
passwd nextcloud
sudoグループにユーザーを追加し、新しく作成したユーザーに切り替えます。
usermod -aG wheel nextcloud
sudo su - nextcloud
#PHP 7でNginxをインストール
現在のところ、NextcloudはPHPのバージョン7.0と7.1をサポートしています。このチュートリアルでは、PHP 7.1をインストールします。EPELとRemiリポジトリをインストールして、ビルド済みのPHPパッケージを直接インストールできるようにします。
sudo yum -y install epel-release yum-utils nano unzip
sudo rpm -Uvh http://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-7.rpm
sudo yum-config-manager --enable remi-php71
Nginx ウェブサーバーと PHP 7.1 を必要な PHP モジュールと一緒にインストールします。
sudo yum -y install nginx php php php-fpm php-mysqlnd php-ctype php-dom php-gd php-iconv php-json php-libxml php-mbstring php-posix php-json php-libxml php-mbstring php-posix php-json php-json php-libxml php-mbstring php-mbstring php-posix xml php-zip php-openssl php-zlib php-curl php-fileinfo php-bz2 php-intl php-mcrypt php-ftp php-exif php-gmp php-memcached php-imagick
読み込んだPHPの設定ファイルを編集します。
sudo nano /etc/php.ini
適切なタイムゾーンとメモリ制限を設定します。必要であれば、メモリ制限として -1 を使用することができ、スクリプトが消費するメモリ量の制限を解除します。cgi.fix_pathinfo の値をアンコメントして 0 を設定し、ファイルアップロードの制限を増やします。パラメータを更新すると、以下のように更新されるはずです。
; Maximum amount of memory a script may consume (128MB)
; http://php.net/memory-limit
memory_limit = 512M
...
[Date]
; Defines the default timezone used by the date functions
; http://php.net/date.timezone
date.timezone =Asia/Kolkata
...
cgi.fix_pathinfo=0
...
post_max_size = 512M
...
upload_max_filesize = 512M
php.iniの設定が終わったら、php-fpmの設定ファイルを開きます。
sudo nano /etc/php-fpm.d/www.conf
ユーザとグループのパラメータを探して、apacheからnginxに変更します。listen = 127.0.0.1:9000ファイルを探してコメントアウトし、そのすぐ下にlisten = /var/run/php-fpm/php-fpm.sockを追加します。最後に、listen.ownerのコメントを外し、その値をnobodyからnginxに変更します。パラメータを更新したら、以下のように更新されているはずです。
user = nginx
group = nginx
...
;listen = 127.0.0.1:9000
listen = /var/run/php-fpm/php-fpm.sock
...
listen.owner = nginx
listen.group = nginx
また、以下の行を検索し、コメントを外してphp環境変数を有効にします。
env[HOSTNAME] = $HOSTNAME
env[PATH] = /usr/local/bin:/usr/bin:/bin
env[TMP] = /tmp
env[TMPDIR] = /tmp
env[TEMP] = /tmp
ファイルを保存してエディタを終了します。ここで、PHPのセッションデータを保存するための新しいディレクトリを作成します。
sudo mkdir -p /var/lib/php/session
sudo chown nginx:nginx -R /var/lib/php/session/
php-fpmソケットファイルに適切なパーミッションと所有権を設定します。
sudo chown nginx:nginx /var/run/php-fpm/php-fpm.sock
sudo chmod 660 /var/run/php-fpm/php-fpm.sock
あとはphp-fpmを起動して、起動時に自動的に起動するようにします。
sudo systemctl restart php-fpm
sudo systemctl enable php-fpm
また、NginxのWebサーバーを起動し、起動時に自動的に起動するようにします。
sudo systemctl restart nginx
sudo systemctl enable nginx
これでNginxのインストールは完了です。NextCloudのダウンロード、SSLの設定、MySQLデータベースの設定、Webベースのインストールの完了、このチュートリアルが示すようにCronジョブの設定を行います。
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