はじめに
PCを新調しました。重過ぎて本当にどうしようもなくて買いました。
貧乏なのですが、致し方ありません。
今後の記事でバイブコーディングについて触れたいので、新しいPCでClaude Codeが使えるようにします。
ひとまずターミナル版を使うことにしました。軽さ重視です。
以前、Claude Codeの利用形態についてまとめた記事を書いていますので、それとの重複になる点もありますが、改めての整理となっています。
何故今回改めて記事にしたかといえば……無事に詰まったからッ!!
そしてよく考えると曖昧にしていたところがあったからッ!!!
そもそもPowerShellとコマンドプロンプトって何が違うの?
いきなり余談ですが、初心者の頃ってこれさえわからないってなりませんか?
同じ黒い画面じゃん、と。
PowerShellを起動してくださいと言われて、コマンドプロンプトを起動した経験、私はあります。
今回ClaudeCodeのターミナル版をインストールするにあたり、Claudeにインストール手順を改めて聞いたところ、Powershellで行う旨を提案してくれていましたので、そこから少し触れようと思います。
参考になりそうな記事はこちら
「コマンドプロンプトとPowerShellの違い」
https://zenn.dev/mom/books/ca5cefe5d0855e/viewer/b7f5bc
どちらもWindowsで「コマンドを打って操作する黒い画面」ですが、簡単に言うとこういう違いがあります。
| コマンドプロンプト(cmd) | PowerShell | |
|---|---|---|
| 歴史 | 古くからあるWindows標準 | 比較的新しい高機能版 |
| 出来ること | 基本的な操作 | より複雑な操作が可能 |
| 見た目 |
C:\> から始まる |
PS C:\> から始まる |
見た目はほぼ一緒なので、正直「どっちでもよくない?」と思いますよね。
ざっくりいうと、コマンドプロンプトは昔からあるシンプルな黒い画面で、基本的なファイル操作やフォルダ移動はできます。一方PowerShellはその進化版で、Windowsの設定を変えたり、インターネットからファイルをダウンロードしたりといった、より複雑なことができます。
今回のClaude CodeのインストールコマンドはInvoke-WebRequest(ネットからファイルを取得する命令)を使うので、それが使えるPowerShellが必要というわけです。コマンドプロンプトでは同じコマンドを打っても「そんな命令知らない」と怒られます。
よって今回は「PowerShell」を使います!!
スタートメニューで「PowerShell」と検索すると出てきます。
インストール手順
① PowerShellを管理者として起動する
スタートメニューでPowerShellを検索→右クリック→「管理者として実行」
② インストールコマンドを実行する
Invoke-WebRequest -Uri "https://claude.ai/install.ps1" -UseBasicParsing | Invoke-Expression
コピペして実行するだけです。
詰まりポイント①:Git for Windowsが必要だった
実行したらこんなエラーが出ました。
Claude Code on Windows requires either Git for Windows (for bash) or PowerShell.
Install one of:
- Git for Windows: https://git-scm.com/downloads/win
Git for Windowsが入っていないと動かないようです。
Gitというのは、これまでも出てきましたが、ざっくり言うとファイルの変更履歴を管理するツールです。エンジニアなら必須のツールなのですが、新しいPCには当然入っていませんでした。
Claude Codeはインストール時にGitのbash.exeという機能を使うため、Gitが入っていないと動かない仕組みになっているようです。
bashとは、もともとLinux/Mac向けのコマンド操作環境のことです。Claude CodeはLinux/Mac向けに作られているため、Windows上でも「bash(Linux風のコマンド環境)」が使える状態になっていないと動きません。
Git for Windowsをインストールすると、Gitの機能と一緒にこのbashがWindowsに入ります。Claude Codeはそれを借りて動いているイメージです。
相棒に提案されたことをそのままやるんじゃなくて、深堀りすると「そうなんだ~」って思うことが多いです。不明点も聞けば相棒(AI)はしっかり教えてくれるので、本当に助かる。
図にするとこんな感じ:
Claude Code
↓ 「bash使わせて」
Git for Windows
↓ 「いいよ」
bash.exe(Linux風の環境)
↓
無事に動く!
対処法
以下のURLからGit for Windowsをダウンロードしてインストール。
https://git-scm.com/downloads/win
インストールオプションは全部デフォルトでOKです。
インストール後、PowerShellを一度閉じて再起動してから再度コマンドを実行します。
詰まりポイント②:インストール成功したのにclaudeコマンドが動かない
インストール成功のメッセージが出たのに、claudeと打ったらこんなエラーが。
claude : 用語 'claude' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの
名前として認識されません。
これはPATHが通っていない状態です。
「パスを通す」とは?
パス(PATH)とは、「このフォルダの中にあるプログラムはどこからでも呼び出せるよ」という設定のことです。
たとえばclaude.exeがC:\Users\ユーザ名\.local\binというフォルダに入っていても、Windowsがその場所を知らなければclaudeと打っても「どこにあるの?」となってしまいます。
インストーラーが自動でPATHを設定してくれるはずなのですが、今回はうまく反映されていなかったようです。
まずclaudeがどこにインストールされたか確認する
Get-ChildItem -Path "$env:USERPROFILE" -Recurse -Filter "claude*" -ErrorAction SilentlyContinue
私の環境ではC:\Users\ユーザ名\.local\bin\claude.exeに入っていました。
PATHを手動で追加する
[Environment]::SetEnvironmentVariable("PATH", $env:PATH + ";C:\Users\ユーザ名\.local\bin", "User")
PATH追加の内容について少し解説!
部分 意味 [Environment]::SetEnvironmentVariable環境変数を設定する命令 "PATH"「PATH」という名前の環境変数を対象にする $env:PATH + ";"今のPATHの設定を引き継ぎつつ、追加する(既存の設定を消さないため) C:\Users\ユーザ名\.local\binclaudeがインストールされた場所 "User"このPCを使うユーザー全体ではなく、自分だけに適用する
実行後、PowerShellを閉じて再起動→claudeと打つと動くようになりました!!!
詰まりポイント③:system32フォルダで起動してしまった
claudeが起動すると、こんな確認画面が出ます。
Accessing workspace:
C:\windows\system32
Quick safety check: Is this a project you created or one you trust?
C:\windows\system32はWindowsのシステムファイルが入っている重要なフォルダです。ここで作業するのは危険なので、2番のNo, exitを選んで一旦終了します。
そのまま進んでしまったけど、よく見てなかった……。
作業用フォルダを作ってから起動する
Claude Codeは「今いるフォルダ」を作業場所として認識します。
システムフォルダではなく、自分の作業用フォルダで起動するのが正解です。
mkdir C:\Users\ユーザ名\projects
cd C:\Users\ユーザ名\projects
claude
mkdirでフォルダを作成、cdで移動してからclaudeを起動します。
これでC:\Users\ユーザ名\projectsが作業場所として認識されます。
ログイン手順
起動するとログイン方法を選ぶ画面が出ます。
Select login method:
> 1. Claude account with subscription · Pro, Max, Team, or Enterprise
2. Anthropic Console account · API usage billing
3. 3rd-party platform · Amazon Bedrock, Microsoft Foundry, or Vertex AI
Claudeのサブスクリプションを使っている場合は1番を選んでEnter。
ブラウザが開いてClaudeアカウントとの連携画面が出るので、認証して完了です。
まとめ:詰まりポイント一覧
| # | 詰まりポイント | 対処法 |
|---|---|---|
| 1 | インストールコマンドが失敗する | Git for Windowsをインストールする |
| 2 |
claudeコマンドが認識されない |
PATHを手動で追加する |
| 3 | system32フォルダで起動してしまう | 作業用フォルダに移動してから起動する |
どの人も、PowerShellもパスもGitも、しっかり理解してインストールしてるのかな……そもそもターミナル版のインストール自体、そういうのわかる人しかやらんのかもしれないのですが。
今後はこのClaude Codeを使ってバイブコーディングでアプリを作っていきます。