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SharePoint Onlineで承認申請ワークフローを作る

Last updated at Posted at 2024-03-27

入力にはリスト、承認申請ワークフローは PowerAutomate を使って構築したいと思います。

ワークフローは申請者が承認経路を選択して流れるようにしたいと思います。
ワークフロー自体は共通にしたい、また1つのリストで未承認などを管理できたらいいと思います。

ということで、それぞれの申請内容を記入するリスト(複数)とワークフローを管理するリストの2つに分けたいと思います。こうすることで新しい申請内容を作る隊時には、申請内容を記入するリストを既存のリストから複製すれば済むようしたいと思います。

リスト名 内容
承認申請ListView ワークフローを設定している共通のリスト
経路マスター 申請経路を選択することで、承認者を設定するリスト。これを使ってアクセス権を管理します。
019重変更届 住所変更用の申請内容を保存するリスト
020出生届 出生届用の申請内容を保存するリスト
リスト名 フローの機能
承認申請ListView アイテムが作成されたらワークフロー起動します
経路マスター なし
019重変更届 アイテムが作成されたら、承認経路等を付与して承認申請ListViewを作成します。
020出生届 アイテムが作成されたら、承認経路等を付与して承認申請ListViewを作成します。

以上の構成にすることで、承認申請のコンテンツが増えてもそのコンテンツを格納するリストと承認申請ListViewを作成するフローを複製してつくればいいだけになります。

また、フローは複製が簡単にできるようにリスト名などはすべて変数にしておきます。

それぞれの承認申請リストの構造(共通部分)

項目 属性
タイトル 1 行テキスト
RouteSelection(承認経路) 参照
申請者(代理申請の場合のみ入力) ユーザーまたはグループ
申請日 日付と時刻
承認者 ユーザーまたはグループ
status 選択肢

それぞれの承認申請が作成された時のフロー

アイテムが作成されたらフローを起動させます

image.png

承認経路マスターのリストを参照します。

承認申請のリストで承認経路を選択させているので、そのIdを使って1件のアイテムを取得します。

image.png

変数の初期化

  • リストは初め英語で作成して、ラベルだけを日本語に修正しているので、リストに関する変数は2つ用意します。
  • EditPermisson 変数には、承認後に修正権限を付与したいグループをセットします。

image.png

申請者は入力がなければ作成者をセットするように分岐を設定しています。

image.png

この承認申請のリスト自身の修正

この部分を変数とすることで、固有の値に修正しなくてもいいようにしています。

image.png

承認申請のワークフローがある共通のリストにアイテムを追加します。

この部分を変数とすることで、固有の値に修正しなくてもいいようにしています。

image.png

このリストの編集、参照権を変えたいので一旦すべての共有権限を停止します。

image.png

申請者に編集権限を付与します。

image.png

承認者に編集権限を付与します。

image.png

申請後に管理部門のグループにも編集権限を付与したいので、グループを取得します。

グループ名から検索します。

image.png

Idを抽出します。

image.png

グループに編集権限を付与します。

image.png

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