##■はじめに
AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)を取得したので、
勉強方法や試験の概要、アドバイスなど記載しようと思います。
※投稿テストも兼ねています。
##■前提
・未経験エンジニアとして入社後、業務未経験の段階で取得(研修期間中に取得)
・学歴は国立大文系卒
・プログラミング経験は大学の授業Pythonを使ったWEBサイトの構築のみ
(ほとんど先生のコードをコピペしていた程度)
・前職もIT関係だったこともあり、サーバクライアント構成はなんとなくわかる程度
・研修期間中にLinuxレベル1を取得済み
・AWS利用経験なし
##■勉強方法
####●教材
利用した教材は以下の通りです。
######Udemy
※Udemy講座は一見高いですが、2週間に一度くらいで半額以上のセールをやっているのでその時期に購入しましょう。
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
AWS利用経験がないのならこの講座はmust。ハンズオンでAWSとは(そもそもクラウドとは)何かというものが理解できます。
この講座なしで問題を解きまくってもピンとこないまま定着しないのではと思います。
【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
上の「これだけでOK…」にも模擬問題はついているので、必要ないかも。。。
問題をこなすなら、AWS WEB問題集の方がよい。
Udemy問題集は、1問ずつ答えが確認できないのが痛い。
######書籍
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書
正直不要。
AWSは情報更新が早いので、書籍で勉強しても結局公式ドキュメントを参照する羽目になる。
書き込んで勉強したい方以外はお金の無駄だと思います。
######WEB情報
公式ドキュメント
結局、ここに書いてある情報が正しいのでわからなくなったらここを見ることになります。
積極的に見る必要はないかもしれませんが。。
(ググってもトップに出てくるので言及する必要ないかも)
BlackBelt
AWSの方が各サービスについて1時間ほど解説してくれています。
YouTubeで見れるので見やすいですが、「チョットナニイッテルカワカラナイ」状態に陥りがちです。
概要が何となくつかめればよいかな
Developers IO
公式以外のソースだとAWS関係では質・量ともに信頼できるのではと思います。
######AWSアカウント
AWSコンソール
「習うより慣れろ」ですね。
無料枠の範囲を参考にしながら適当にインスタンス立てるのもよし、
間違ってウン万円の請求を食らうのもよしです。
####■勉強方法
######①インプット
・Udemyの「これだけでOK…」講座にてAWS知識を詰め込みます。
・私のこの時の理解度は50%くらいでした。(後でもう一周してます。)
・適宜、WEB情報を見て情報を補完していきます。
######②アウトプット
・UdemyやWEB問題集で問題を解きます。
・目的は「何が身についていないか」を知ることです。正答率は気にしません。
→ここが一番つらいです。無限と錯覚するほど範囲が広く、わからないことが多いです。
######③①と②の繰り返し
・②で身についていなかった分野をBlackbeltなどで埋めていきます。
・私は身についていなかった箇所を地道にメモってまとめノートを作っていました。
・実際にコンソールで操作してみるのも効果的かと思います。
・500問程度の答えを丸暗記レベルまでやりこめば怖いものなし。
##■受験
####形式
・形式は模擬問題通りです。(わざわざ言及不要かと)
・後で見直すことが可能です。
・問題にフラグを立てることができるので、「確実に正解」以外にフラグを立ててあとで回収していくのがよいかなと思います。
・当日は「確実に正解」が30問弱もあったので、確率的に合格やろと思って終了しました。
####内容
・オンプレやWindowsとの連携問題がよく出た印象です。
→AWS単体ではなく、他システムとの連携まで意識して勉強すると吉です。
・EC2、S3、VPC、IAM、RDSに関してはかなり深い機能まで聞かれます。
→ここを完璧にするだけで合格するのではレベル
・逆にKinesisやらAthenaやらは典型的な構成と機能だけで十分です。
##■最後に
・業務未経験からでも十分に合格可能ですが、
序盤はAWS以外の「エンジニアの基礎」で躓くことが多かったです。
・要求される知識領域が広すぎて挫折しかけますが、そこを乗り越えた先に光あり。