この記事はクラウドワークス Advent Calendar 2023 シリーズ2 の 17日目の記事です。

はじめに

こんにちは、エンジニアの井上です。

私は2023年6月にクラウドワークスへ入社しました。

それ以前はSI系の企業でSEとして働いていましたが、開発経験は1年未満です。
いわゆる「駆け出しエンジニア」に相当するかなと思っています。

「駆け出しエンジニア」が直面する問題として、自分のスキルと現場で求められる能力との乖離が大きすぎてつらい・病む、といった現象が挙げられます。
実際に入社当初、1on1で「大丈夫ですか？」「辛くないですか？」と心配していただくことが多々ありました。

ところが私の場合、自分のスキル不足は常々感じておりますが、それはそれとしてとても楽しく・モチベーション高く働けています。

ただし、私は根っからのポジティブ人間というわけではありません。むしろメンタル弱いです。
なので前向きな気持ちを保ち続けるための取り組みを普段から色々しています。

そこで本記事では、そういった自分なりの心がけや工夫をいくつかみなさんに共有してみようと思います。

1. 自分を責めすぎない

タスクの消化に時間がかかったり、「自分には難しすぎるな」と無力感を感じても、自分のせいにしすぎないことを何より心がけています。

自己肯定感が下がってしまうと、働くことがどんどん辛くなってしまうからです。せっかくエンジニアとして働いているのに、それではあまりに悲しいしもったいないです。

私の場合、最初は何が分からないのかも分からず、でも早く戦力になりたい思いもあって大パニックに陥っていました。その時に「このままじゃ息切れしそうだな」と感じ、考え方を改めることにしました。

現在は「自分なりにやるだけやってそれでもダメなら誰かが助けてくれるだろう」といった心持ちで働くようにしています。これは投げやりな考えではなく、「何か問題があったら周りの人が軌道修正してくれるはず、だからとりあえず思ったことをやってみよう！」というポジティブな開き直りです。このように考え始めてから、落ち込んだり気持ちが萎えたりせず、ただ目の前の業務を一生懸命取り組むことだけに集中できるようになりました。さらに日々の業務を楽しむ余裕も生まれました。

「他人任せは良くない」「責任感を持て」といった意見も当然あるでしょう。しかし自分を追い込み過ぎて自己肯定感が下がって辛くなってしまうくらいなら、ときには開き直ってでも前向きな気持ちを維持し続ける方が、自分にとっても会社にとっても良いかなと判断しています。

そして何よりこういったマインドで働けているのは、実際に助けてくれる先輩方や「いざとなったら助けてもらえそうだ」と思わせてくれる、クラウドワークスの雰囲気の良さのおかげだと常々思っています。

2. SNSを見ない

なるべくSNSを見ないようにしています。

ついつい他人と比較してしまいそうになるからです。

クラウドワークスに入社当初、自分の現在地が気になるあまり、経歴の近いエンジニアのアカウントを多数フォローしていました。しかし「もうこんなに色々やってるんだ〜」とか「もうこんなに稼いでるんだ〜」など、自分と比較してただただ劣等感が高まるだけでした。逆に、挫折したり鬱になっている方のアカウントを見るのもそれはそれで、「自分も引っ張られそうで危ないな」と思いました。「フォロー外せばいいだけじゃん」と思われるでしょうが、怖いもの見たさで見たくなってしまう自分を制御できないため、可能な限りSNS自体を避けています。

本来SNSは情報収集のツールとしてもアウトプットの場としても有益ですし、エンジニアであれば上手に使いこなすべきですが、現時点での自分にとってはメリットよりも精神面に与えるデメリットの方が大きいため、もったいないと感じつつもこの意思決定に至りました。

悩みや気になることがあれば先輩方といつでも気軽に1on1ができるので、わざわざSNSに頼らなくても良いかなと今のところは考えています。

3. 運動する

定期的に何かしらの運動をするようにしています。

気分転換にもなるし、身体を動かすことで精神的な疲れを紛らわせることができると感じているからです。

私の場合は週2, 3の頻度でジムへ行くことを習慣づけています。とはいえ「ベンチプレス100kg挙がります」とか「ささみとブロッコリーしか食べません」みたいなガチ勢ではないです。それでもたまに身体を動かすとメンタル面でもだいぶスッキリする感覚があり、心と身体が繋がっているなと実感できます。それに、体型の変化を感じたり以前より重いダンベルを持てたりすると、小さな成功体験が積めて自己肯定感も高まる気がしています。

「ジムはハードルが高い」という方は、朝や業務後に近所を散歩したりするだけでも、少しは気晴らしになるはずです。運動そのものというよりも、外に出るなどしてアナログな時間を過ごすことが効果的なのかもしれません。

おわりに

いかがだったでしょうか？

こういった取り組みを続けて半年ほど経過しましたが、ポジティブなマインドやモチベーションは、工夫次第で意外とコントロールできるものだなと手応えを感じています。今後も楽しく働くことを忘れず、着実に成長していければと思います。

同じような境遇の方の参考になれば幸いです。

最後にクラウドワークスでは様々な仲間を募集しております。
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