#概要
Playgrounds及びiOS, iPadOSのアップデートに伴い,Mac上のXcodeを用いずともAppの開発を行うことが可能となった。Playgroundsにおいて,外部ライブラリを使用したいと思った。XcodeであればcocoaPodsを使用するが,Playgroundsでは使えなさそうだった。そこで,Playgroundsにおいて,外部ライブラリ(パッケージ)を追加する方法を記載する。
#前提
今回は,アプリ内でグラフを描画したかったので,ChartsというSwiftのライブラリを導入しようと思った。基本ライブラリであれば,
import SwiftUI
import Accelerate
のようにすれば簡単に導入できる。
ところが,外部ライブラリであるChartsはこのままimport文を記述しても"No such module 'Charts'"と,怒られる。
#方法
①Playgroundsのアプリ内で,ファイルを追加するボタンをタップする。
②最下部に「Swiftパッケージ」とあるので,これをタップする。
③パッケージURLを入れる欄があるので,ここにimportしたいライブラリのURLを入力する。
このパッケージURLがどのようにすれば発見できるのかが不明だった。ただ,ChartsはGitHubに上がっており,そのリポジトリのURLを入力すると適切なバージョンと導入されるものが自動で表示された。そのまま右上のプロジェクトに追加をタップすると,パッケージとしてChartsが追加された。