Cloud Shellの概要
GCPコンソール上で使用できるブラウザベースの対話型シェルです。
一時的なVMを起動して実行します。
Cloud Shellは5GBの永続ストレージを備えています。
環境変数の設定手順
先ほどお話ししたようにCloud Shellは一時的なVMを使用するので、環境変数を設定しても、再起動すると環境変数は消えています。
そこで永続的に環境変数を利用できるようにしていきます。
手順としては、永続ストレージ(5GB)に環境変数をファイルに追加して、それを設定ファイルに追加します。
- GCPコンソールにアクセスしCloud Shellを起動する
-
mkdir infraclass
ホームディレクトリ配下に任意の名前のフォルダを作成する -
touch infraclass/config
環境変数を追加するファイルを作成 - 設定したい環境変数を書き出す
- PROJECT_ID=[PROJECT_ID]
- echo PROJECT_ID=$PROJECT_ID >> ~/infraclass/config
-
nano .project
で設定ファイルを編集する- 最終行に
sourse infraclass/config
を追加する
- 最終行に
以上で終わりになります。
#終わりに
今回はCloud Shellに環境変数を設定する方法をご紹介しました。
個人的にはGoogle Cloud SDKを使うことが多いのであまりCloud Shellについては詳しく知りませんでしたが、今回使ってみてかなり便利だったので、今後はコマンドを覚えるついでにGUI操作でやっていたことをCUIでやってみたいと思います。
それでは、また