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ASTERIA Warpを使って気軽にデータ連携

Last updated at Posted at 2018-12-09

想定読者

  • Salesforceシステム管理者
  • 気軽にシステム間連携を開発したい方

自己紹介

Randstad Advent Calendar 9日目の記事です。
ランスタッドIT部門に所属し、Salesforceのシステム管理業務とシステム間のデータ連携業務に従事
しています。

はじめに

ASTERIA Warpを使用して、短期間かつ安定したデータ連携処理を開発し、Salesforceにデータ連携する手順を紹介します。

ノン・プログラミングデータ連携

Asteria Warpとは

企業向けのシステムを連携する基盤
  • ASTERIA WARPは、企業内外に点在するシステム間の連携、データやプロセスの統合を実現するためのミドルウェアです。IT技術者向けではなく、より多くの人に使って頂くことを念頭に置いて設計されており、ノン・プログラミング開発が可能です。
    asteriawarp.jpg

Asteria Warpデータ連携開発手順

Asteria Warpでは、「フロー」という単位を用いて処理管理しており、その中に処理手順となる「コンポーネント」を配置してデータ処理を記述していきます。複数のフローをまとめて管理するものが「プロジェクト」です。ファイルはプロジェクト単位で保存されます。新しいプロジェクトを作成する際に、新しいフローが1つ作成されます。
flowimage.PNG

Salesforceへのデータ連携フローを作成する

  • データ連携処理のフローの流れは以下の5つになります

    1. Salesforceログイン
    2. 基幹システムからデータ取得
    3. 取得データとSalesforceオブジェクトのマッピング
    4. データ投入
    5. Salesforceログアウト
  • 各手順をフローの中にコンポーネントとして配置し、実行順序を設定します
    WS000033.JPG

  • 作成したフローをコンパイルして、異常がなければ作成完了

  • 後は任意のトリガを設定して、実行すれば、データ連携処理の完成です

最後に

上記の通り、Asteria Warpの連携開発は、下記の4つで完了になります

 1. フロー作成
 2. コンポーネント配置
 3. コンポーネント設定
 4. コンパイル
 
シンプルかつ短時間での実装が可能です。
私自身、スクラッチ開発データ連携処理の経験から、本ツールの、開発容易さ・安定感に感銘を受けています。この記事を通じて、その部分を感じていただければ幸いです。  

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