ゲーム企業が自社のゲームエンジンのロードマップなどを説明するState of Unreal 2026でゲームプロジェクト向けに開発されたバージョン管理言語Loreが正式発表された。
本記事では新バージョン管理言語「Lore」について解説します。
Gitの難点
ゲーム開発環境ではビジュアルアセットなどのバイナリを多く扱う。
プログラミング業界全体で古くから使われているバージョン管理言語であるGitを用いると、バイナリのマージができない。
今回Epicが開発したLoreはそういったバイナリに特化した言語だとも入れる。
どういうことかというと、誰かがバイナリアセットを操作している間は他のエンジニアはそのバイナリアセットを編集・操作ができない。
Helix Coreの登場
元々、Gitの設計思考はゲーム開発思考と全く異なる思考だった。
そこで、ゲームに特化したHelix Coreというバージョン管理システムが登場した。
しかしそのHelix Coreはossではなかった。
これは、ゲームのユーザー数に応じてライセンス料金を開発元に払わなければならない。
元々永久ライセンスがあったが、現在の新規導入ではサブスクリプション性でしか利用できず、小規模な開発現場ではコストが大きすぎる
Lore
Loreは元々、フォートナイトのUEFNに組み込まれ、EpicGames内部のバージョン管理システムとして実装されており、今回のフェスで一般公開となった。
開発言語
このLoreはRustで開発されており、MITライセンスで公開されているため、低コストで組み込みやすい。
LoreはGitHubリポジトリで公開されており、組み込み方法も説明されている。
- Lore公式ページ : https://lore.org