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DevFest Tokyo 2025 でハンズオンスタッフをやって学んだこと

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Last updated at Posted at 2025-12-13

こんにちは,Google Developer Groups on Campus(GDGoC)のKanade Sisidoです.

今回ご縁があり,GDG Tokyo主催「DevFest Tokyo 2025」にハンズオン技術スタッフ(登壇者ではない)に参加させていただきました.

本記事では,ハンズオン技術スタッフとして,実際に現場で学んだこと,やってよかったことを整理し,今後ハンズオンをどう作っていくと良いかについて考えてみます.

ハンズオン技術スタッフ とは?

ハンズオン技術スタッフは,講演を行う登壇者ではなく,

  • ハンズオン中に詰まっている参加者のサポート
  • エラーなどのトラブルの一次対応
  • ハンズオンが円滑に進むためのバックアップ

といった,ハンズオン体験を高めるための裏方です.

DevFest Tokyo 2025 のハンズオンの体験記

今回,ハンズオントラックでは,

の3つのハンズオンが開催されました.どれも大変見応えがあり「こんなものまでハンズオンで作れるの!?」と驚いてしまうほどでした.

Gemini CLIハンズオン

Nanobananaによる画像生成をGemini CLIから行う方法を解説していただきました.最近Google Slidesにも追加された,人気爆発中のNanobananaのハンズオンはとてもワクワクしました.

Firebase Studioハンズオン

Firebase Studioハンズオンでは,GUIでテキスト入力すれば,後は自動でFirebaseプロジェクト作成+Next.jsアプリケーション作成まで自動でやってくれる激強サービス「Firebase Studio」をご紹介いただきました.「急ぎでfirebaseアプリ構築したいの?じゃあFirebase Studio使おうか」というレベルで,強力なツールが学べるハンズオンでした.

Gemmaハンズオン

Gemmaハンズオンでは,Google Colab上でGemmaを使い,マルチモーダルモデルでアレルギー判定アプリを作成するハンズオンが開催されました.

AIアプリケーション開発をしっかりと体験できる上に,Colabなので環境差を気にせず,ハンズオンに集中でき,好きな画像からアレルギー判定ができるというとても刺激的な体験ができるハンズオンでした.

全体を通して

本イベントでは、技術的な内容だけでなく,会場設計・音響・タイムキープまで含めて
「参加者の体験」を強く意識した運営がなされていました.

他のセッションと同じ会場で実施されるため,音が混ざらないよう,指向性スピーカーを用いた音声の提供が行われ,入念な調整が行われたことで,セッション中,快適なハンズオン環境が提供されていたと感じました.

また,セッションの遅延により,他のセッションを見に行けない事態が発生しないよう,他のセッションとの時間を調整するなどの連携もあったため,イベントを楽しみ尽くせるように設計されていたと感じます.

多くの運営スタッフの連携により,大規模なイベントが成立していることを強く実感しました.

やってよかったこと・学んだこと

本セクションでは,ハンズオン技術スタッフを経験して,やってよかった・学んだことを記載します.

はじめに:テストプレイをいっぱいやる

環境構築からハンズオン内容を最後まで体験することは必須です.
特に重要だったと感じたのは,

  • OS差を把握する
  • シェルの差(bash / PowerShell / zsh)を把握する
  • 複数のインストール方法があるやつは両方試す

でした.
イベントによっては,事前にソフトのインストールをお願いする場合がありますが,バージョン差や,OS差によるエラーを可能な限り把握すると当日のエラー対応が円滑になり,Happyになれます.

特に,間違えやすそうなところで間違えてみて,エラーを体験することで,エラーと原因の組を作っておき,共有することで,エラーへの対応速度を上げられます.

うまくいかない原因は環境構築が多い

体感として,詰まりポイントの大半は

  • 依存関係のインストールがされていない場合 / PATH関連
  • API Key / 認証情報

などにあります.

したがって,ググっても生成AIでもわからないエラーならば,そのコマンドの実行環境を見る,という流れが良いと学びました.

分からないことは一緒に解決する

万全の体制でイベントに挑んでも,解決できない問題に遭遇します.
スタッフだからといって,全てに即答できる必要はありません.

  • わからないことは他のスタッフと共有
  • その場で一緒にログを読み,原因を切り分ける

一緒に考えることで,参加者の方も安心してハンズオンを進めることができ,体験を向上させることができます.

ハンズオンは試験ではないため,完璧な回答者である必要はないと割り切ることも大事だと思いました.(いっぱい準備するのも大事!)

ハンズオンは作り方を伝える場ではない(個人の意見)

ハンズオンは「作って理解するまでの学習体験」であって,作ることがゴールではありません.

そのため,スタッフの役割は

  • 手順を進める方法を教えるのではなく,講演を聞きながら手を動かし続けられるように支援すること
  • 講演でちょっと疑問に思ったことを気軽に聞けるスタッフであること

だと考えます.新しいことを学んでいると「致命的にわからんでもないけど,うっすら気になるな……」という場面があると思います.

  • 「これは予約語なのか?」とか
  • 「ここカスタマイズできないの?……いやできないはずはないんだろうけど」とか

この辺を気軽に聞けるスタッフが今のところの理想です.

おわりに

ハンズオンスタッフは参加者の学習体験を守る,非常に技術的で面白い役割です.
人に説明することで,自分が曖昧に理解していた部分を把握することができ,自分自身の成長にもつながります.
拙いながらも,人に教える経験は学習効率が高いです.

まとめると「ハンズオンスタッフは楽しい」です.
このたびスタッフとして参加させていただいたGDG Tokyoさんにこの場をお借りして感謝申し上げます.

ハンズオンスタッフ関連の方が再利用できる情報になれば幸いです.

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