はじめに
本記事について
初めまして!Golangを学び始めましたので,備忘録&みなさまの導入の助けになればと思い記事にします.#Qiita初投稿なので,お手柔らかに
- (本記事)開発環境の設定
- (予定)基本的な知識
- (予定)簡単なWeb開発
の順で書いていくつもりです.
Golangとは
可愛いマスコットキャラGopherくんで有名ですね.
特徴はこの絵にもあるとおり,
- シンプルで親しみやすい
- 処理速度が速い
- 効率的にメモリの管理ができる
- 並列処理が可能
などなど,大規模な開発であったり,チーム開発に向いた特徴を持っています.
Goの開発環境を作る
この記事ではGo言語が実行できる環境を整え,"Hello World!"
が出力できるところまで進めていきます.
開発環境
- Mac OS 13.2.1
- VSCode 1.81.1
- Homebrew 4.1.6
Homebrewのインストールはこちら
VSCodeのインストールはこちら
Goのインストール
まずはGoのインストールとその確認をしましょう.
ターミナルから
$ brew install go
$ go version
go version go1.21.0 darwin/arm64
のように出力されればOK.
Goの拡張機能をインストール
次にVSCodeでGoの拡張機能をインストールします.
VSCodeの拡張機能のページからgo
と検索します.
- Go(優秀なサポート)
- Go Nightly
- Go Test Explorer(テスト機能の強化)
- Go Outliner(アウトラインの強化)
あたりをインストールしておくと良いです.他にもおすすめが紹介されているので拡張機能10選を参照ください.
依存パッケージをインストール
拡張機能が依存するパッケージもインストールしましょう.
VSCodeのコマンドパレット(Command + Shift + P
)からGO: Install/Update tools
と検索します.
選択すると,
のようにたくさん出るので全選択してインストールします.
と出れば完了です.
プロジェクトを作成
では"Hello World!"
を出力するためのプロジェクトを作りましょう.GO1.16以降Go-Moduleモードがデフォルトで追加されるようになり,GOPATH配下に/src/...とプロジェクトを作るという制約はなくなったそうです.詳細はこちら
ですので,好きな場所で
$ mkdir go-learning
$ cd go-learning
としてフォルダを作成しましょう.
このgo-learning
をモジュールにするためにある宣言をします.
$ go mod init <モジュール名>
<モジュール名>はgithubに公開する際はgithub.com/githubのユーザ名/モジュール名
とし,公開しない場合は好きなモジュール名
をつけます.基本はフォルダと同じ名前にしておくのが良さそうです.
次に実行ファイルを作成します.作成したフォルダ内にmain.go
ファイルを作成します.ファイルの中身は,
package main
import (
"fmt"
)
func main() {
fmt.Println("Hello World!")
}
fmt
は標準パッケージで,入出力の処理などが行えます.
では実行しましょう.
ターミナルから,
$ go run main.go
Hello World!
出来ましたか?
目標の通り,"Hello World!"
の出力まで行えたので本記事はここまでとします.
最後に
今日はGoの実行環境を作成しました.package?import?mod?などわからないことが出たままではあるので,次回はその辺りも調べてまとめようと思います.ありがとうございました.
参考記事
Goのプロジェクトの基本
VSCodeでGo言語の開発環境を構築する
少しずつ育てるGo言語のプロジェクト構成