先日、Apple Developer Forums にて、アプリ審査をスムーズに進めるためのヒントについて、Apple のエンジニアが投稿をしていたので、自分なりにまとめてみました。
この投稿は、AppStore でのアプリ審査をスムーズに進めるためのヒントを解説しています。
提出前
ここでは、アプリを作成して、いざAppStoreへリリースするぞというタイミングで、参考になる Tips です。
この内容をおさえて、審査を円滑にする準備をしましょう。
完全なレビューを可能にする
アプリにログイン機能がある場合、提出前に、デモアカウントを提出、またはデモモードを実装するようにしてください。
これは、アプリ全体の体験を審査するのに必要です。
AppStoreConnect には、アプリページに「App Reviewに関する情報」というセクションがあります。そこに、最新のデモアカウントのログイン資格情報を記述します。
複数のアカウントがある場合
管理者、一般ユーザーなど、アプリに複数のアカウントがある場合は、メモ欄を使用して、アカウントタイプごとに追加のデモアカウントの資格情報を提供します。
認証コードが必要な場合
アプリに認証コードが必要な場合は、事前にメモ欄にコードを入力します。
入力されていない場合は、審査を完了するために連絡が必要になる場合があります。
メモ欄を使って、AppReviewに情報を提供する
AppStoreConnect の App Review Infomation セクションには、Notes という欄があります。
これは、申請内容の審査に関連する情報があれば記述してください。
新しいアプリを提出する場合
アプリのコンセプト、ビジネスモデル、特定の場所でのみ動作するように設計されているかどうか、などについて説明する。
アップデートを送信する場合
変更点や重要な新しいコンテンツや機能について説明する。
ハードウェアに接続する場合
画面録画ではなく、ハードウェアと物理的なAppleデバイス上で実行されているアプリがペアリングされ、相互作用している様子を動画に録画して、添付してください。
実機でのテストとTestFlightの活用
App Reviewは、ユーザーが実際に使用する状況、つまりユーザーと同じように実機と実際のネットワーク環境でテストします。
提出前のテストや動作確認では、アプリが利用可能な全てのデバイスプラットフォームでアプリを実行できることを確認してください。
ユーザーは、アプリが利用可能な全てのデバイスで動作することを期待しています。
また、実機での品質保証とベータテストには、TestFlightを使うと役に立ちます!
ベータ版アプリをAppDeveloperProgram アカウントで社内テスターと共有したり、メール招待や公開リンクを通じて外部ユーザーと共有することもできます。
アプリ内課金(IAP)の設定
App Review は、Apple がテスト用に提供しているサンドボックス環境と同じ環境でアプリ内購入を審査します。サンドボックスでは、実際の製品データとサーバー間トランザクションを利用でき、金銭的な費用は一切かかりません。つまり、審査では、課金が発生しない「サンドボックス環境」でレビューが行われます。
アプリ内購入をレビュー用に準備するには、次の手順に従います:
- AppStoreConnectで有料アプリケーション契約に同意する
- レビューを希望するアプリ内購入をAppStoreConnectに送信する
- アプリでアプリ内購入が表示されない場合、TN3186: Troubleshooting In-App Purchases availability in the sandboxの手順に従ってください
App Review での審査前に、アプリ内購入を事前承認してもらう必要はありません。アプリ審査時に、一緒にアプリ内購入も審査されます。
Meet with Apple の活用
準備方法やガイドラインについて専門家に相談したい場合、AppReview エキスパートとのオンライン面談をリクエストできます。
App Review のエキスパートとチャットで、レビューの準備方法、具体的なガイドラインに関する質問、レビュープロセスに関連するその他のトピックについてご相談できます。
相談予約は、Meet with Apple から、AppReview 予約サイトから行えます。
提出後
ここでは、作成したアプリを審査に提出した後のタイミングで、参考になる Tips です。
提出後、問題が発生したら、以下の対応を検討しましょう。
App Reviewに直接問い合わせる
提出したアプリが審査に通らず、質問がある場合は、AppStoreConnectの「AppReviewに返信」をクリックして、AppReviewに直接お問い合わせしてください。アプリに精通した審査担当者から返信をもらうことができます。
また、Apple 担当者と電話相談をリクエストすることもできます。希望する、時間帯、言語を明記すると、できる限りの要望に応えてくれます。
バグ修正の提出(Bug Fix Submissions)プロセスの利用
アップデートにバグ修正が含まれており、却下された場合、法的・安全上の懸念がない限り、次回の提出時に問題を修正するオプションが提供されます。
AppReviewは、却下メッセージ上部に以下の注記を表示することで、提出が適格かどうかをお知らせします。
Bug Fix Submissions
The issues we've identified below are eligible to be resolved on your next update.
このオファーを受ける場合、AppStoreConnectのリジェクトメッセージに返信し、次回の提出時に問題を解決することをAppReviewにお伝えください。
ガイドラインフィードバック
AppStoreがニーズに合わせて常に変化・改善できるよう、AppReviewガイドラインも改訂され、新しいガイドラインが提供される場合があります。
要件の改善や明確化に関するアイデアを持っている人がいれば、ガイドラインの変更を提案してください。
不服申し立て(アピール)
提出されたアプリが審査に通過しなかったものの、AppReviewガイドラインに準拠していると確信がある場合、AppReviewBoard に異議申立てを行うことができます。
また、App Review Boardがアプリを誤解している、または審査が不当であると思われる場合も、異議申し立てを行うことができます。
参考元

