ワイの初賃貸、脱実家。25卒で就職、かつ上京。初めての賃貸は考えることが多すぎる。
自分がやった流れ
- YouTubeで知識を得る
- 場所をある程度絞る
- suumoなどで物件を見る
- 実際に現地に訪れ内見をする
実際自分はこれらの作業を10月くらいから開始。実際は別にそこまで早く開始する必要はないが、12月からじわじわと開始していくのが良さげ。
初めての賃貸探しのためこれが正解とも言えないが、概ね自分がやった探し方は良かったかな、と思えているので上記の手順で紹介する。
1 YouTubeで知識を得る
漠然とした検索情報は断トツYouTubeが強い。もちろんGoogle検索でもいいが、YouTubeのが映像付きで分かりやすい。
検索ワードとしては「一人暮らし」でOK。都内を考えるなら「上京」とキーワードを加えても良い。一人暮らしの豆知識情報もたくさん手に入るのでオススメ。
「絶対アカン」物件の特徴を見る
賃貸も商売なので、騙されないよう情報を取得する必要がある。
- エアコンがオーナーのものか、残置物か
- 床がフローリングか、クッションフロアか
- 電気のアンペア数
- ゴミ捨て場の治安
全て満たそうとすると金がかかる
自分は元々24時間換気があればそれなりに新築だからいいかな、と当初思っていた。しかし築浅物件など、東京なら月15万は余裕で超える。
家賃は手取りの1/3が上限と言われているが、それでも安いに越したことはない。実際新築で綺麗な家に住んだとしても、自分の生産性が劇的に向上するとは限らない。ワイは家というかデスクに総額40万かけたが、結局カフェで作業してるし、家は怠ける。
だったら1万円安い物件を選び、その1万円を別のところ(カフェ等)に投資したほうがいい。
絶対譲れない条件を決める
となるとどこを妥協するか。これは本当に人によりけりな部分があるが、私の場合「自分で変えられる部分(ドラム式洗濯機、収納)」を妥協し、逆に「変えられない部分(職場からの距離、騒音)」にお金をかける指標を持っている。
私の場合の条件と、結果的に押さえた物件の結果を以下に示す。
私が譲れない条件 | 結果 |
---|---|
ドラム式洗濯機が入る室内洗濯機置き場 | ○ |
職場から30分以内 | △(34分、妥協) |
構造が鉄骨以上(騒音防止) | ◎(コンクリート造) |
風呂、トイレ別 | ✗(東横インにて困らないことが判明) |
床がフローリング(電動昇降デスクで凹むため) | ◎(と言いつつカーペット、毎度張替えのため気にせず使える) |
逆に私は「広さ」や「収納」は特に気にしていない。検索条件にかけるときも「1R」「1K」のみで探していた。むしろ狭いほうがいいくらい。
ちなみに1R(ワンルーム)は、キッチン通路とメインの部屋にドアがない部屋、1Kはドアで隔たれているやつ。当然1Kのほうが高い。
上げた家賃を下げるのはきつい
新卒の場合は比較的安い物件、その後は少しずつ高い物件を購入するのが一般的なのかな。もちろんずっと安い物件でもいいし、私はそのつもりでいる。
というのも、一度最上級を知ってしまうと、次回以降の物件探しでもその条件が必須となり、家賃を下げる(妥協する)心理的ハードルが高くなる。
私の初賃貸物件はコンクリート造だが、これは今後必須となりますね。ある程度神経質な人、道路沿いがうるさくても、全てを解決するコンクリート造。元々鉄骨以上と思っていたが、別の物件の鉄骨造が足音響いて結構不快だった。
結局最後はガチャ
あとこれは悲しい現実であるが、最後は隣人ガチャになりやすい。いくらコンクリート造の高い物件を選んでも、近隣が神経質でお猿さんだと終わり。
ゴミ捨て場のチェック、夜に一度物件を見る、玄関に極度の荷物がないか、というので一応判断はできる。ただ、結局はガチャ。その後の新しい入居者が地雷の可能性もある。
「外国籍」「生活保護」の人は当然ながら地雷の確率が高い。ただ「学生」が多く住む物件も危険で、友達を連れ込んで夜まで騒いだり、中には夜の営み系をする輩もいる。だから大学近くにある場合は特に注視する必要がある。
自分が内見したところは「生活保護・外国籍NG」の物件で、ある程度地雷を弾いてくれる。ただ、Suumoとかだとこれが載っておらず、近場の不動産に寄ってみるしか方法がない。そもそもそれを聞くこと自体がタブーな可能性も高い。
2 場所をある程度絞る
次に重要なのが場所だ。当然東京23区の特に中心のエリア、山手線内側のエリアはビックリするほど家賃が高い。しかし、そこを離れれば離れるほど家賃相場が下がる傾向にある。
Suumo等で調べる際は、最初に場所を絞っておく必要がある。なぜなら似たような物件は腐るほどあるため、事前に場所を絞らないと探すのが大変になる。
職場から近いところがオススメ
リモートワーク中心でない限り、職場から近いところをおすすめしている。というのも、東京の電車通勤はストレスらしい。ただ流石にオフィスの隣のマンション、となれば富裕層の世界なので、どれだけ行きやすいか、何分で職場に到着するかというのを基準にすると良い。
オススメの場所
職場が「大手町駅」付近にあるため、選択肢が非常に多い。東京メトロ系ならたいてい一本で行ける。強い。以下は実際に現地入りしたことのある場所である。
- JR中央線・東京メトロ丸ノ内線 杉並区、荻窪(おぎくぼ)駅
- 住みやすさ上位、安くはない
- 東京メトロ千代田線 足立区、北綾瀬(きたあやせ)駅
- 少し安い、始発駅
- 東京メトロ東西線 江戸川区、葛西(かさい)駅
- ここも安い
- JR京浜東北線 蒲田(かまた)駅
- 学校近くであまり治安良くない
-
板橋区あたり
- まあ普通。学校近くはあまり治安良くない
現地を見て感じたのが、駅前と学校前はどこも治安が良くない。東京23区はどの駅にも商業施設があり、人が多く集まる。人が多く集まれば地雷の母数も増えるので、これは致し方ない。とはいえ少し離れれば閑静な住宅街。駅の近辺だけでなく、徒歩10分圏内を一通り回ってみると良い。
3 suumoなどで物件を見る
これは特に語ることはないかな。というのも、一応物件は見て回ったが、最終的に近場の不動産で物件を探し、決めた。
あと実際suumo等の情報は古いことが多い。さらに言えば不動産のHPに記載の物件も古い。自分が押さえたはずの物件が未だに掲載されているし、Suumoで内見予約をした物件が既に募集されていなかった。電話やメールで問い合わせるのが最も確実。しっかりしてくれよ、と思ってしまう。
ただし、自分の条件に合う物件がどれくらいあるかを知る指標となるので、決して無駄にはならない。ただここで時間かけるとそれだけでずっと時間が潰れるため注意。
4 実際に現地に訪れ内見をする
ここは「場所をある程度絞る」という項目と同様だが、やはり実際に足を赴いて、街の様子だったり、Suumoで狙った物件を見てみたりすることが大事である。
私はずっと福島暮らしなので、東京まで行こうとすると往復1.6万円かかる。高い。だが、テック系イベントと同じタイミングで訪問することが多いため実質0円ですね。
初内見で衝撃を受けた
11月くらいにアポ無しで内見をしてみた。不動産の窓にびっしり貼ってあるチラシを見て入ってみた感じ。この時期は混んでないのですんなり内見できた。
家賃5.3万の鉄骨造だったが、まあ酷かったね。フローリングが傷だらけで、塗装がほぼ剥がれてる。これが5.3万円かーと衝撃を受けた。
ただ実際のところ「住みたくはないが住めなくはない」という結論。内見時は電気・水道が落とされているため、暗い中での内見だったのもあるが、一人で住めるか怖いな、と感じたくらい(日当たりが悪かったのも一つの要因)。
実際に不動産の人と会話をして、色々聞けた。
- 5.3万円はこんなもん
- 駅から遠くても概ね家賃と内装の傾向は変わらない
- (鉄骨造の物件の騒音で)声は会話程度なら大丈夫
- 直接壁を叩いたりすると普通に聞こえる
- フローリングにカーペットを敷いて使う人が多い
- 家賃が安いので、みんな気を使いながら住んでいる
- 12月以降のがもう少し選択肢広がる
あと初内見を受けて、その後は「メジャー」を持っていくようにした。
現役の不動産は強い
今回3箇所内見を行ったが、やはり不動産の人は何でも知ってる。街の人の傾向、住居の使用方法、騒音の響き方、立地、等々。Suumoだけ見るのと実際に不動産の人と色々探すのでは、解像感が全く違うことがわかった。
賃貸決めてからのフロー
自分が住む物件は、12月のうちに押さえて、2月から家賃が発生する感じ。1月までは待ってもらえるっぽい。その後のフローとしては、保証会社の登録、1月半ばで大家的な人からZoom説明を受け、同意書的なのを書かせられる予定。
電気・ガス・水道の開通手続きも色々あるが、まだその段階まで行ってないため、その後更新する予定。
まとめ
- YouTubeで知識を得る
- 場所をある程度絞る
- suumoなどで物件を見る
- 実際に現地に訪れ内見をする
基本はこれでOK。事前にどれだけYouTubeでキャッチアップできるかで、それ以降の項目の迷いが減り、スムーズに内見等ができる。是非参考にしてほしい。