あ、どうも。今回は一応フロントエンドエンジニアの大学生がエンジニアになったきっかけ、自分の人生を変えたトリガーを紹介していく。個人的な内容のためあまり参考にならないかもしれないが、許してください。
一応STECHのイベントで発表した内容の脚本的立ち位置になっています。良ければスライドもご覧ください。
1位 Galaxy S20 5G
王道の一位はスマホとの出会い。私をプログラマの道に連れて行った。
Galaxy S20 5Gは、5Gと名のあるように、日本初の5Gスマホである。5Gだけでなく、高精細有機EL120Hz、3眼カメラなどを搭載。当時の私にはキラキラして見えた。
Before
それまでは「Fujitsu Arrows NX F-01K」を使用していた。同時期にiPhone Xが出て、一気に劣等感を感じるように。
当時はれっきとした情報弱者であり、PCは愚か、スマホ使用も貧乏グセが多かった。モバイル通信オフにしてるよな、ストレージ足りないからSDカード追加するか、みたいな感じ。
After
Galaxy S20 5Gに機種変更してから、一気にボトルネックが解消されたのはもちろん、前回の機種とのギャップ、完成度の違いで相当な興奮を抱いた。
その後一気にガジェットオタク的な感じになり、ガジェット見るもの全てがキラキラして、ガジェットブロガーに憧れるように。それと同時にカフェ等でコーヒー片手にPC作業にも憧れ、とにかくプログラマ的な感じに。
その後
今もガジェット好きだが当時ほどキラキラはしておらず、ブログもほぼ放棄している状態。ただ、当時憧れだった「カフェ等でコーヒー片手にPC作業」の夢は当たり前だが叶い、次なる目標・好きに向かって日々プログラミングしている。
Galaxy S20は4年間私と共に歩んだ、遺骨20,600円、現在はGalaxy S24と最新機種に変更。
スマホによって人生を左右する
スマホは1日の殆どを費やすほどめちゃくちゃ大事なものである。だからそこに操作のボトルネックが生じるだけで、QOLは愚か、最低限のITリテラシーも欠如したり、極度の貧乏、頭の悪さに起因してしまう。なんせ自身では気づきにくいのが恐ろしい。
自分も高校3年でギリギリ挽回できたが、もしGalaxyを購入していなかったら、と思うと本当にゾッとする。
一度確認してほしい。ストレージは十分に足りているか、モバイル通信で我慢していないか、バッテリーは1日持つか。そうでない方は、2024年販売中の最新スマホを購入すれば、とりあえず間違いはない。数年前はいわゆるハズレ個体も存在していたため。
2位 学校の授業(公開されるタイプの課題)
第2位は大学の授業である。基本授業中もプログラミングしてる問題児タイプだが、以下の2つは人生をも変えた強烈な発火剤である。
Webコンテンツ及び演習 | 組み込みシステム |
---|---|
HTML, CSSの基本を学び、一人ひとりがWebサイトを完成させていく | RaspberryPiを使用して、グループでテーマを決めて電子工作をする |
Kadoのサイト | デジタル砂時計 |
たちまち学年の主役に
両者とも元々少しかじった程度だったが、授業で恐ろしく火がついた。授業だけでなく休み時間、一日の大半をこれに没頭し、組み込みに至っては自主的にAmazonや秋葉原に電子工作部品を購入して、完成度をバチクソに高めた。
発表の場では、他の誰よりも好印象を与え、学内ではWebコンの人、砂時計の人と、外部ではスイカゲームの人と呼ばれるまでに。授業によってWebのフロントエンドを極めるようになった。
第3位 日記
日記は高校3年の終わり頃に課題で「日記を書こう」的なことが紹介されてたのが始まり。
小中学の自分は作文が超苦手で、宿題で毎日日記を書かされるのが地獄でならなかった。しかし高校3年。既にガジェットブログも書き始めている頃で文章書くことに抵抗は結構無くなっていた。で、その日から今日まで日記をと切らせることなく続けられている。
完璧主義と相性がいい
日記のメリットでよく挙げられるのが、当時の自分を客観的に振り返れることだと思う。これは完璧主義だった私に大きくヒットした。
基本的に完璧主義は幸せに働かないことが多い。なぜなら負の感情を抱きやすいから。でも、日記があれば原因を特定でき、解決に努められる。解決に努められることで完璧主義は満たされる。
日記は最強の自己啓発コンテンツ
当時は「自己啓発」コンテンツもバリバリ見ていた。ただ見るたびに実行して諦めて負の感情になり、の繰り返しだった。もちろんそれを見るのは悪くないが、最終的にやるのは自分であり、それをしない限りより良い自分には巡り会えないし、「やる」「続ける」というハードルがあまりにも高すぎた。
それと比較して、日記は自身のビッグデータであり、最強の自己啓発コンテンツである。どの場面で調子が悪くなるか、どの場面でモチベーションが上がるか、という情報が時系列で描かれている。自分で作成した情報は他の自己啓発よりも何倍も確実である。
日記で得た知見・変化
成長
- 思考がクリアになり、判断力向上
- 仕組み化により忘れ物をしなくなった
- 自分が変えられることに目を向けることで執着が減った
- 挑戦に対する抵抗が少なくなった
- 自己受容でき、物事を楽観的にとらえられるようになった
- タイピング速度向上
気づき
- ネガティブ・悩みは大抵言語化して吐き出せば何とかなる
- 朝活(1人の時間)は自分に有効に働いてくれた
- 日記書き始めより家族との接し方が優しくなってた
- カフェインは著しく睡眠の質を下げる
- アレルギー症状の原因がバナナだった
繰り返しになるが、上記の気づきというのは自己啓発コンテンツで繰り返し語られていることである。しかし、日記で日々の感情を言語化したことでよりそれぞれの項目を実感し、具体的なアクションプランに落とし込みやすい。
挑戦に軽快に
今でもびっくりするくらい「食わず嫌い」で、未知のコンテンツにすごく抵抗がある人だ。しかし、日記でバレバレ。やりたいやりたいと書いているんだもの。じゃあやりたくない理由は何なのか。まあ大抵は共通する。面倒くさい、やる意味がない、と。
日記で記述すると悩みなんて明確に言語化できる。悩んでる暇あったら新しいことに挑戦すべき、と学生のうちにやっておきたいし、モヤモヤと悩んでる時間は無駄で仕方ない。
実際最初抵抗あったけど取り組めた内容が以下である。
- カラオケ
- 東京
- サークル
- 筋トレ
(番外編)スマホ以外でのトリガー
残念ながら第2位、第3位ともに、やはり「スマホの購入」がきっかけであることに変わりはない。ただ、ここからはスマホに依存していないトリガーを紹介する。
アルバイト・インターン
高校2年の頃からコンビニのアルバイト、大学入って一瞬だけVisual Basic使用のアルバイト、その後はちゃんとプログラミングのインターンを実施。まだフリーランスもあきらめていなかった時期だが、全部自分で動ける人じゃないため複数人で取り組めるプロジェクトを実施。
お金稼ぎももちろんだが、人生経験は学業だけでは味わえない。特にインターンからは自分がPdM的な立場となり、自ら進んで行動できるように。また、プログラミングに関してはチーム開発のため、個人開発だけでは得られない経験、知識を得ることができた。
US配列
愛するUS配列に出会ったのはメルカリで、激安キーボードを見つけてポチったら実はUS配列だったやつ。最初は印字と入力が違うぞ、と嘆いていたが、通常のJIS配列に戻ったときと比較してストレスが圧倒的に少なくそれから虜(とりこ)に。
当時ガジェットブログを一番最初に上げたり、高校の部活中に持ち込んでスマホとペアリングしてタイピング練習したり、とにかく触れた時間が多かった。当時はガジェットへの投資も少なく、一つひとつのガジェットがキラキラして見えてた。今そのキラキラはどこへ行ったのだろうか。
ぼっち・ざ・ろっく!
唐突なアニメだが、当時まで多少はアニメを見る人だった。ただこのアニメは自分の人生を結構変えてきた。なんせギターを購入させただけある。なお現在は放棄。
ギターだけでなく、東京に対する憧れをなぜか感じた。その頃から夜の郡山を冒険したり、実際に18きっぷで東京に行ったり、あと東京主催のイベントにも参加しやすくなった。
加えてホロライブを知るきっかけに。ぼざろの中で喜多ちゃんが最推しだが、喜多ちゃんに似たホロメン(星街すいせい)がおり、そこから興味を広げた感じ。
まとめ
- 第1位 Galaxy S20
- 第2位 学校の授業(公開タイプの課題)
- 第3位 日記
- アルバイト・インターン
- US配列
- ぼっち・ざ・ろっく!
語るのって楽しいですね。楽しいだけで何も役に立た(ry