前提・問題意識
- 作業対象のプロジェクトによってnode.jsのバージョンも切り替えたい
- プロジェクトによって稼働しているnode.jsのバージョンが異なる
- ローカルPCの開発環境では仮想環境を使っていない
Mac編
- node.jsのバージョン管理にはnodebrewを利用する
nodebrewをインストール
- Homebrewで入れる方法もあるが、その際にはXCodeを先に入れておくことに注意
- Homebrewでnode.jsを使うときはXcodeをインストールしないと大変なことになる件 | Developers.IO
http://dev.classmethod.jp/server-side/homebrew_node-js_install_must_xcode/
コマンドプロンプトからインストール実行
- Homebrewでnode.jsを使うときはXcodeをインストールしないと大変なことになる件 | Developers.IO
Command(bash)
$ curl -L git.io/nodebrew | perl - setup
実行ログはこんな感じで出ればOK
$ curl -L git.io/nodebrew | perl - setup
% Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current
Dload Upload Total Spent Left Speed
0 0 0 0 0 0 0 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 0
0 0 0 0 0 0 0 0 --:--:-- 0:00:01 --:--:-- 0
100 20027 100 20027 0 0 11995 0 0:00:01 0:00:01 --:--:-- 11995
fetching nodebrew...
install nodebrew in $HOME/.nodebrew
========================================
Add path:
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
========================================
$
PATHを加えといてね、と言われているので書き込んでおく
- bashなら
~/.bash_profile
。 - zshなら
~/.zsh_profile
。
~/.bash_profileとかに1行追記
...
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
...
profileを読み直して現行ターミナルにもPATHを通しておく
Command(bash)
$ source ~/.bash_profile
nodebrewの動作確認
Command(bash)
$ nodebrew help
- ズラズラとコマンドリストが出てくればOK。
インストールできるバージョンを確認
$ nodebrew ls-remote
- バージョンのリストがズラズラ出てくる。
- 特にターゲットのバージョンがなければ、Node.js公式blogを見てStableの最新版を選んどく。
##node.jsのインストール
Command(bash)
$ nodebrew install-binary v0.10.32
こんなログでればOK
$ nodebrew install-binary v0.10.32
fetch: http://nodejs.org/dist/v0.10.32/node-v0.10.32-darwin-x64.tar.gz
######################################################################## 100.0%
Install successful
$
インストールしたnode.jsを確認
Command(bash)
$ nodebrew ls
実行例
$ nodebrew ls
v0.10.32
current: none
$
-
current
に、現在利用中のnode.jsバージョンが表示される - 使用のnode.jsをまだ指定してないので
current: none
となってる
##利用node.jsバージョンを指定する
Command(bash)
$ nodebrew use v0.10.32
実行例
$ nodebrew use v0.10.32
use v0.10.32
$
利用中のnode.js確認
Command(bash)
$ node -v
実行例
$ node -v
v0.10.32
$
インストール後のメンテナンス
インストール済みverのリスト+利用中verの確認
$ nodebrew ls
v0.10.32
v0.11.14
current: v0.10.32
利用バージョンの切り替え
$ nodebrew use v0.11.14
特定バージョンの追加インストール
$ nodebrew install v0.11.14 # 特定バージョン指定
$ nodebrew install latest # 最新
$ nodebrew install stable # 安定版最新
$ nodebrew install v0.10.x # マイナーバージョン最新
特定バージョンのアンインストール
$ nodebrew uninstall v0.11.14
nodebrew自体のUpdate
$ nodebrew selfupdate
#Windows編
- node.jsのバージョン管理にはnodistを利用
- 管理者権限でインストールしておく
Git for Windowsのインストールと設定
Git Bashを管理権限で実行できるようにしておく
-
Git Bash
のショートカットを右クリックで『プロパティ』を開く - 「ショートカット」タブの「詳細設定…」ボタンで『詳細プロパティ』を開く
- 「管理者として実行」にチェックを入れておく
nodistのインストール
C:¥Program Files¥nodist
にインストール
Command(GitBash)
$ cd "/c/Program Files"
$ git clone git://github.com/marcelklehr/nodist.git
環境変数の設定
変数名 | 値 |
---|---|
Path | C:¥Program Files¥nodist¥bin |
NODIST_PREFIX | C:¥Program Files¥nodist |
- 環境変数を読み直すように、コマンドプロンプトは新たに開いておく
nodistの稼働確認
Command(GitBash)
$ nodist -v
##node.jsのインストール(nodistの初期セットアップ)
Commnad(GitBash)
$ nodist selfupdate
- 自動的にnode.jsのStableの最新バージョンがインストールされる
- そのほか、依存解決や何やらをいろいろやってくれる…ぽい。
- npmでいろいろダウンロードしてくる。
インストールされているnode.jsバージョン群と、利用中バージョンの確認
Commnad(GitBash)
$ nodist
実行例
$ nodist
> 0.10.32 (global)
node.jsの稼働確認
Commnad(GitBash)
$ node -v
インストール後のメンテナンス
インストール済みverのリスト+利用中verの確認
$ nodist
利用バージョンの切り替え
$ nodist 0.11.14 # グローバル
$ nodist local 0.11.4 # ディレクトリ配下で指定
$ nodist env v0.11.4 # ターミナル単位で切り替え
特定バージョンの追加インストール
$ nodebrew + v0.11.14 # 特定バージョン指定
特定バージョンのアンインストール
$ nodist - v0.11.14
nodist自体のUpdate
$ nodist selfupdate
Reference
- marcelklehr/nodist · GitHub
- hokaccha/nodebrew · GitHub
- node.jsのversionを管理するためにnodebrewを利用する - Qiita
- Homebrewでnode.jsを使うときはXcodeをインストールしないと大変なことになる件 | Developers.IO
http://dev.classmethod.jp/server-side/homebrew_node-js_install_must_xcode/