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Node-REDでLINE botの接続確認

Last updated at Posted at 2019-10-10

自作のLINE botを作るときに欠かせないのがwebhook。LINE Developersのチャンネル設定画面ではwebhookの接続確認をボタンで出来ます。しかし、以前の記事では、ボタンを押すとエラー文が出ると書きましたが、これは接続確認のときの処理を入れてないせいで起こるエラーです。ちなみに接続確認のときにwebhookで出力されるjsonは以下のようなものです。

{"events":[
  {
    "replyToken":"00000000000000000000000000000000",
    "type":"message",
    "timestamp":1570728501562,
    "source":{
      "type":"user",
      "userId":"Udeadbeefdeadbeefdeadbeefdeadbeef"
    },
    "message":{
      "id":"100001",
      "type":"text",
      "text":"Hello, world"
    }
  },
  {
    "replyToken":"ffffffffffffffffffffffffffffffff",
    "type":"message",
    "timestamp":1570728501562,
    "source":{
      "type":"user",
      "userId":"Udeadbeefdeadbeefdeadbeefdeadbeef"
    },
    "message":{
      "id":"100002",
      "type":"sticker",
      "packageId":"1",
      "stickerId":"1"
    }
  }
]}

このjsonは接続確認用のダミーなので、replyTokenの00000000000000000000000000000000でメッセージを返信する処理を行ってもメッセージが送られないのでAPIのエラーになりサーバーからのステータスコードとしては500が返ってくるので接続確認のエラーにつながるというわけです。これを解決するためには接続確認のときのreplyTokenが来たときには余計な処理ををせずにhtml responseノードを接続してLINE側にレスポンスを行うだけです。具体的には、

  • inputのhtmlノードの後すぐにswitchノードを追加する
  • 上記のreplyTokenかそうでないかで条件分岐を行う
  • 上記のreplyTokenだったときの接続先はhtml responseノード
  • それ以外だった場合はボットの返信処理を行う

という流れで組むだけです、この接続確認を取り入れたボットのフローは以下のようになります。

スクリーンショット 2019-10-11 03.23.01.png

このフローの中のswitchノードの設定は以下の通りです。

スクリーンショット 2019-10-11 03.30.14.png

また、今回は詳しく取り上げませんが、ボットの返信処理に関しては、こちらを参考にするか、のびすけさんの作られたMessaging APIノードを使って簡単に作成出来ます。

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