急速なテレワークの普及とその影について～シャドーITとは～

簡単に自己紹介

私はSG・FE程度の資格しか持たないただの学生です。
と、前置きして予防線を張っておきます。（取得したの何年前だっけ...）

つまり、あまり専門的な事は知りません。現場で直面したこともありません。
この記事ではもっと浅い部分。
シャドーITを知ってもらうという事を念頭にガバ知識を披露すべく書いていこうと思います。

是非、間違っているところなどはコメントで指摘してください。

シャドーIT is 何？

ところでシャドーITって聞いたことありますか？

影のITっていうんだから犯罪に使われるようなものを指しているんだなぁとか、
テレグラムとかの事を指しているんだなぁとか、
そもそも何？

と、感じる方も一定数いるかとは思います。
ただ、Qiita読んでる方の中には少なそうですが...。

シャドーITとは言ってしまえば、

個人が勝手に仕事に利用しているITサービス全般を指します。

IPAによれば

「シャドーIT とは、「IT 部門の許可を得ずに、従業員又は部門が業務に利用しているデバイスやクラウドサービス」(平成 28 年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午後Ⅱ 問題より）のことである。」

と定義されています。

そんな小難しい話分からねぇ！

今まで、事務作業ばかりで急にテレワーク！zoom！シャドーIT！なんて言われても
「は？」
と思う方もいるかもしれません。
簡単に具体的事例で説明していきたいと思います。

やっていい事、悪い事

利用するサービス	やっていい事例	悪い事例
クラウド保存サービス(Googleドライブ等)	IT部門の責任者がルールを決め、使用を促しているので、ルールに従って使う	USBとか持ち運ぶの面倒なので、クラウドサービスを使うのとは指示されてないし、Googleドライブに保存する
スマートフォン	個人所有のスマートフォンを業務使用するガイドラインに則って使用する	貸与されているスマートフォンの個人的利用は認められていないが、どうせバレないのでソシャゲやSNSをする
ビデオ会議ソフト(Skype、Zoom等)	急遽、テレワークをすることになったので、IT部門の責任者が作成したマニュアルに従ってWebサービスを用いたテレビ会議を行う	急遽、テレワークをすることになったので部門独自の判断でガイドラインを作成し、IT部門責任者の許可を取らずテレビ会議を行う

適当にありそうな事例を3点ほどあげましたが、つまり

IT部門の責任者の許可を取るまでサービスを使うな

という事です。
また、禁止事項は意味がある禁止なので破らないようにしましょう。

逆に意味もない禁止事項がある場合はIT部門の責任者が能力のなさを晒していると思って嘲りましょう。

まとめ

勝手に便利なサービスが目の前にあるからと言って使わないようにしましょうね。
大手の会社になればなるほど会社はクラッカーの脅威に晒されていると言われています。
実際、防衛装備などを開発する企業などはよく狙われているようです。

使いたければ、布教する。
便利さを知ってもらえれば、人間は便利な道具を使いたがります。
ただ、新しいよくわかんない道具は使いたがりません。
上手く布教すれば、個人で使っているツールをきっと会社全体でも使ってもらえるはずです。

では、学校のオンライン授業のサーバーを大量アクセスで落としてやりましょうかね！