- Amazon Route53 Hosted ZoneとDNSフェールオーバーの概要を備忘録として、メモする。
Amazon Route53
- AWSが提供するDNSサービス。
Amazon Route53 Hosted Zone
- Hosted Zone = ネームサーバー
- 提供機能
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ドメイン名のリソースレコード管理
* Public Hosted Zone:インターネット上に公開されたDNSドメインのレコードを管理する。
* Private Hosted Zone:VPCに閉じたプライベートネットワークのDNSドメインのレコードを管理する。 -
トラフィックルーティング
* DNS応答をカスタマイズすることで、クライアントからのトラフィックに応じてルーティングする機能。
* レコード作成時に、Amazon Route53がクエリに応答する方法を決定するポリシーを選択する。
* シンプル、加重、フェイルオーバー、複数回答などから選択。 -
ヘルスチェックとDNSフェイルオーバー
* ヘルスチェックの結果に基づいて、利用可能なリソースのみ応答する機能。
* 障害発生時に、S3でホスティングしているソーリーページを表示するなど。
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ドメイン名のリソースレコード管理
関連用語
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ホスト名
- サーバーや端末に設定された名前。一意に識別されることを想定していない相対的な名前。
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FQDN
- サブドメインからトップレベルドメインまで完全に指定されたホスト名。特定のドメイン名空間でノードを一意に識別可能な名前。
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DNS
- FQDNをキーに対応するIPアドレスを取得する仕組み。
* DNSから情報取得することを名前解決と呼ぶ。
* 各ネームサーバーが管理する名前空間をゾーンと呼ぶ。
- FQDNをキーに対応するIPアドレスを取得する仕組み。
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DNSサーバー
- 以下の4機能を持つ実装。
* ネームサーバー：ルートを起点にFQDNを探索できるように構成された分散データベース。それらを構成する一つ一つのネームサーバー
* フルサービスリソルバー：ルートから順にネームサーバーを問い合わせ、得られた結果を問い合わせ元に返却する。
* スタブリソルバー：OSに組み込まれたDNSクライアント実装。
* フォワーダー：受け取った問い合わせをルールに基づいて中継する。
- 以下の4機能を持つ実装。
DNSフェールオーバー
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ヘルスチェックリクエストを送信し、エンドポイントのリソースの正常性をチェックする。チェック結果に応じて、DNSクエリへの応答を行う。
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リクエスト失敗回数(正常性評価の指標)やヘルスチェック間隔などの設定が可能。
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よく見る構成
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