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Amazon Cognito / CSVファイルを用いたユーザープールへのユーザーインポート方法 概要

Last updated at Posted at 2020-11-01
  • 自社で持つ認証基盤のCognitoへの移行を検討する際に、自サービスのユーザーデータのCognito ユーザープールへの一括移行手段について調査した。

CSVインポート

  • CSVファイルに自サービスで持つユーザー情報を入力し、そのCSVファイルをCognitoへインポートさせることでデータ移行を行う方法。

手順

1. ユーザーインポート .csv ファイルの作成

  1. ユーザーインポート .csv ヘッダー情報をCognitoコンソールからダウンロードする。

※AWS CLIからも取得可能

  1. .csv ファイルのフォーマットの条件に一致させるようにインポートファイルを作成する。
   cognito:username,name,given_name,family_name,middle_name,nickname,preferred_username,profile,picture,website,email,email_verified,gender,birthdate,zoneinfo,locale,phone_number,phone_number_verified,address,updated_at,cognito:mfa_enabled

※フォーマット入力条件については、公式ドキュメント参照のこと。最大行数が500,000などいくつか制約があるため、移行検討には工数を取って慎重に実施したほうがよさそう。

2. ユーザープールインポートジョブを作成し実行する

  1. ジョブ名、IAM、CSVファイルを指定してジョブを作成する。
  2. ジョブを開始する。
  3. ジョブのステータスが「成功」になれば、インポート成功。

※AWS CLIからも実行可能。

3. ユーザーにパスワードの再設定を要求する

  1. ユーザーにパスワードリセット要求通知を送信する。
  2. ユーザーは、パスワードリセットを行う。

※インポート直後のユーザーのステータスは、FORCE_CHANGE_PASSWORD(パスワード変更必須状態)になる。そのため、ユーザーがパスワードリセットをして初めて利用可能になる。Cognito APIを使用した作りこみが必須。

その他

  • インポート失敗時の解析には、CloudWatch Logsで確認する。

参考情報

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