はじめに
「自分の実績をアピールするのが苦手だ」 社内ではもちろん評価されるタイミングにおいて、そう感じる瞬間はないでしょうか。
やらなきゃいけないのは分かっている。でも、身体が拒否する。
この 「アピールに対する嫌悪感」 の正体を自分なりに言語化してみました。
そもそも、そんなこと感じたことない方は、生まれ持った才能です。うらやましいです!
そもそも「アピール」とは?
広く他人に向かって自分の考えなどを訴えかけること。
また、その訴え。また、強調して注意や関心を向けるようにすること。
〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕
わかったようでわからない、少し堅苦しい日本語ですね。
私の見解として、社会におけるアピールは「売り込み」という側面が大きいと解釈しています。
なぜ「アピール」はしんどいのか
「ほかの人の目線を気にしないといけない」という部分が、心理的コストの源泉なのではないかと思います。
つまり、自分を「第三者目線」から見たときの話(客観)を、相手に伝えないといけないからです。
それは自分自身に、「社会的に見て価値があるか?」「相手はどう評価するか?」という、他者評価のレイヤーを通過させなければなりません。
じゃあ、どうすればいいのか
視点を変えましょう👀
具体的に言えば、アピールを"自分語り"と捉え直すことです。
そうすることで、自分を「自分目線」から見たときの話(主観) として話せるようになるんじゃないでしょうか?
アピール:「どう言えば評価されるか?」(他人軸・正解探し)
自分語り:「自分は何をしたのか?」(自分軸・事実と意志)
まとめ
アピールがつらいのは、他人の頭の中にある「正解」を当てにいこうとするからです。
だからこそ、アピールを「自分語り」と視点を切り替えてみませんか?
「自分はこう考え、こう動いた」という事実と意志を、主観そのままで話す。
結果として、作り込んだ言葉よりも、その方が熱量が乗り相手に信頼されることすらあるかもしれません。
明日からは、 堂々と自分語りをして、アピールしていきませんか?