以前は、VSCode(Cursor)でMarkdownファイルに画像を直接貼り付けるには拡張機能が必要でした。しかし、現在のVSCode(Cursor)では、この機能が標準で組み込まれており、より簡単に画像の貼り付けと管理ができるようになりました。
以下は、VSCode(Cursor)でMarkdownファイルに画像を直接貼り付け、自動的に適切なディレクトリにコピーされるように設定する手順です:
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VSCode(Cursor)を開き、設定(Settings)を開きます。
- Windows/Linuxの場合:
Ctrl + ,
- Macの場合:
Cmd + ,
- Windows/Linuxの場合:
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設定の検索バーに「markdown」と入力します。
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「Markdown」セクションを見つけ、「Copy Files: Destination」の設定を探します。
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「Copy Files: Destination」の右側にある「Edit in settings.json」をクリックします。
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settings.json
ファイルが開いたら、以下のように設定を追加します:"markdown.copyFiles.destination": { "*": "./" }
この設定により、すべてのファイルタイプ(
*
)がカレントディレクトリ(./
)にコピーされます。 -
特定のファイルタイプに対して異なる保存先を指定したい場合は、以下のように設定できます:
"markdown.copyFiles.destination": { "*": "./assets", "*.png": "./images", "*.jpg": "./images" }
この例では、PNGとJPGファイルは
images
フォルダに、その他のファイルはassets
フォルダにコピーされます。 -
設定を保存し、VSCodeを再起動します。
VSCode(Cursor)でのMarkdown画像貼り付け機能のポイント
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拡張機能不要: 最新のVSCodeでは標準機能として利用可能
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自動ファイルコピー: 画像やファイルを貼り付けると指定ディレクトリに自動コピー
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柔軟な設定:
settings.json
で保存先ディレクトリをカスタマイズ可能 -
効率的な編集: Markdown編集の効率が大幅に向上
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カレントディレクトリ指定: 値に
"./"
を使用してカレントディレクトリを指定可能
この機能により、Markdown編集のワークフローが簡素化され、ドキュメント作成の生産性が向上します。