イントロダクション

・「就職して安定した楽な生活を送りたいという理由でミュージシャンになる奴などいない。音楽業界はそんなに甘いところではない。」

第1章　市場を選ぶ

・「君は大きな投資をしようとしている。投資しようとしているのはお金ではなく、君の時間 ―――つまり君の人生だ。」

・「市場の不均衡をつけ」
・「ソフトウェアの開発に必要な上っ面を理解するだけでなく、そのビジネスの分野で一目置かれる存在になるべきだ。」

・「ミュージシャンは、一度演奏したというだけでは楽曲を自分のレパートリーには加えない。レパートリーに加えるのは、その曲をものにしたときだ。ビジネスの分野における経験にも同じことが当てはまる。

・「伝説のジャズギタリスト、 Pat Metheny が若いミュージシャンたちにアドバイスするときの決まり文句。「どんなバンドで演るときも、一番下手なプレイヤーでいろ」

・「機会を与えられるだって！そんなの僕だってなかったよ！僕は学ぶ機会を自分でつかまえたんだ。」

・「万能選手はめったにいない ... そこに価値があるんだ」

・「ほかに何も知らないことがスペシャリストだって勘違いしてるんじゃないか」

・「あり余るほどの教育を受けながら期待はずれな働きしかできない同僚と、僕との違い。それは情熱だ。熱中できるかどうか。」

・「老子に「人に魚を与えれば、それは一日の糧となる。しかし魚の釣り方を教えれば、それは一生の糧となる」とある。なかなかの名言だ。でも老子は、魚の釣り方を教わりたがらず、明日もう一匹魚をくれとねだる人がいることを忘れていた。教育は、教師と生徒の両方がいて初めて成り立つものだ。」

・「ある領域をさらに深いところまで掘り下げていくときに役立つ 2 つの質問がある。それは、「その仕組みはどうなっているか」と「そうなるのはなぜか」だ。」

・「本当の意味で何かを習得しようと思ったら、誰かに教えてみることをお勧めする。」
・「僕らは、教えることによって学ぶ。」

・「重要なのは、どのような練習が自分に必要か見極めることと、本番（実務）では練習しないことだ。練習のための時間は君が作らないといけない。これは君の責任だ。」

・「僕らは価値を生み出すことで報酬をもらってる。」

・「誰の手柄になるのかを本当に気にしている人は、自分のキャリア（少なくとも今の会社でのキャリア）の鍵を握っているのがマネージャだってことを思い出そう。」

・「退屈な仕事を完璧にこなそうとしたらどうだい？」

・「退屈な仕事を同僚との競争に変えよう。」

・「代わりの人なんて存在し得ないと誰もが納得する本当に無比のソフトウェア開発者は一握りしかいない。」
・「逆に考えれば、取り替えがきく存在を目指すことは敵意のない関係を作り出すことにつながるはずだ。」

・「メンテナンスだって自由で創造的にやれる」
・「自分のリファクタリングの切れ味を試すには良い機会だ。そのシステムをどこまでエレガントにできるだろう？」

・「保守担当者は自分の創造力を存分に発揮できる。そうとわかる成果を出すのも、はたまたシステム障害を引き起こすのも、担当者の腕次第だ。」

・「こういうふうに、測定値で結果を確認しながらパフォーマンスを改善していく作業は、病み付きになる可能性がある。」

・「Martin は週 40 時間労働を「8 時間燃焼」に言い換えたんだ。これは、どう頑張っても 8 時間以上働き続けるのは無理なくらい容赦なく働くべき、という考え方だ。」

・「失敗こそ成功につなげる絶好の機会」
・「企業がミスを犯したときに顧客にどう対応するかは、顧客からの熱烈な支持を築く（ぶち壊す）決定的な要因になる可能性がある。」

・「本当にできないとき臆せずに「できません」と言える強さを持ったチームメンバーがいれば、彼らの「できます」という言葉には偽りがないと確信できる。」

・「向上に役立つ行動のほうに注目しよう。そうした行動を 2 つ挙げろと言われたら、僕は失敗と模倣だと答える。」

・「リーダーの職務は、会社にとって価値が最大になるようなチームを作ることだ。組織の誰にどんな仕事ができるのか知らずにリーダーの職務を果たせるだろうか。」

・「自分の業績は自分のビジネスの言葉で売り込め」

・「今終わった仕事じゃなく、今やっている仕事に集中せよ」

・「大きくて困難な目標を目指すときには、毎日その目標に近づけたかは気にせず、その目標へ向かって昨日より努力できたかを考えることが大切だ。」