はじめに
この記事はLIGTHzアドベントカレンダー 2021の14日目の記事です。
個人開発プロダクト供養第2回です。第1回はこちら
OGPKaTeX <- GitHubにある残骸はこちら
私自身が、Twitter や Slack で、TeX使って数式を書きたいなという気持ちで作り始めたサービスです。
手元のローカルでMarkdownなどで数式書いて画像ペタリでもいいのですが、どうしても面倒臭いので、OGP使って、リンク画像で数式表示できればいいのでは??と思って作っちゃいました。
結構なチカラをいれて開発したのですが、実際稼働しはじめると、自分自身でもあまり使い所がなく、サービス停止となりました。。うーん、もっと使えるはずなのですが、これも再度練り直したいサービスです。
構成と要素技術
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OGP
- ニュース記事などのURLをSNSにはりつけると、タイトル画像やサムネイルが表示されるあの機能です。この画像部分をTeXで自動生成しちゃいます。
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KaTeX
- WebページにTeXをさっくり導入できます。
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pageres
- Headlessブラウザです。
- コマンドでKaTeXで作成したWebページ上の数式を、これまた楽にスクリーンショットしてくれます。
- Next.js
- Reactの勉強がてらNextでつくってみました。
処理フロー
- Nextで表示されたWebページのテキストエリアに、ユーザさんがTeXで数式を書く
- ユーザはSNSにリンクを貼る
- OGPに動的に画像リンクが生成される
- 画像は動的に生成され、読み込まれたタイミングでpageresがKaTeXの記載されたページを見て画像を生成する
動的OGPのすごい勉強になったので、その部分だけでも他のサービスに転用できる非常に勉強になった開発でした。