Vuzix Bladeとは
Vuzixのスマートグラス。
2019/2にコンシューマ向けモデルが10万円ほどで発売されました。
2019/7にAlexa正式対応とのことで、試してみました。
できること
Vuzix App Storeから利用できるアプリをインストールできます。
https://www.vuzix.com/appstore?appIsPaid=false&deviceFilter=blade
Bladeでフィルタリングすると、現在68個のアプリがあります。
個人的には、DJIのドローンアプリも気になるところですが、Amazon Alexaアプリの使い勝手について書きたいと思います。
Bladeの操作方法
Bladeでは右目のレンズの一部がディスプレイになっていて、右目の外のフレームをタッチしたり、スワイプしたりして操作ができます。
操作コマンド
https://support.vuzix.jp/s/article/Interaction-Methods-for-the-Blade
ホーム画面にはインストールしたアプリが表示され、アルファベット順に並んでいます。
Amazon Alexaアプリについて
Alexaアプリを開き、Echo Dotなどのスマートスピーカーと同じような感じで、Alexaアカウントと連携をします。(ログイン認証するだけです)
あとは「Tap for Alexa」という選択肢をタップすると、Alexaの聞き取りモードになっているので、
有効になっているカスタムスキル「回想新聞を開く」や「天気教えて」というと、Alexaが反応してくれます。
ちなみに、Bladeはスピーカーがついてないので、付属のBluetoothイヤホンと接続するか、
付属のType-B to Type-B + イヤホンジャックのコードにイヤホンをさして、聞くことができます。
Bluetoothイヤホンのほうが見た目はいいですが、スマホとBladeを同時に接続はできなさそうだったので(これはやり方あるかも)、試すのはイヤホン接続がいい気がします。
BladeのスキルはAlexa的に画面なしのデバイス扱いのようなので、画面付きデバイスのみの対応スキルは使えません。いつかアップデートされるかもです。
音声操作について
Bladeの設定に音声認識という項目があり、それを有効にすると、音声コマンドが使えるようになります。
使えるコマンドは、スマホアプリで「音声コマンドリスト」を確認することをお勧めします。
言語設定を日本語にしていても、コマンドリストは英語です。コマンドはネイティブっぽく発話しないと聞き取り辛い気がします。
で、ここからは僕が試した感じです。
音声操作をするには「hello vuzix」と言って、音声操作可能な状態にしてから、コマンドを喋ります。
ディスプレイに画面が表示されている場合(スリープモードじゃない)
「hello vuzix」コマンドは結構反応してくれます。これ自体は音声認識開始のコマンドっぽいので左下に丸いマイクっぽいのが表示されるだけです。
続けて、「hey alexa」コマンドは結構反応してくれます。
ディスプレイに何も表示されていない場合(スリープモード)
「hey alexa」コマンドをいきなり使うことができます。ただ、なかなか聞き取らないことがあります。
Alexaの反応音が「ピコン」となったら、続けて「回想新聞を開いて」とか言います。
(スキル起動に時間がかかって不安になりますが、反応音までなったら大体成功しています)
ディスプレイには何も表示されず、イヤホンからはスキルの音声が流れてきます。
感想
Vuzix Blade自体は、まんまAndroidです(アプリはapkをインストールします)
Alexa対応というのはAVSを組み込んだAndroidアプリをBlade向けに開発したから、
BladeでAlexaが使えるという話のようです。
https://developer.amazon.com/ja/alexa-voice-service/sdk
手での操作は、ちょっと触ればすぐ慣れると思います。かけ心地もVRゴーグルと比べると全然いいですし、疲れません。
音声操作はかなり慣れが必要だと思いました。正直、手で操作したほうが全然ストレスレスです。
次は、Bladeのお勧めスキルやイケてないところなどについて書こうかと。