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HUYU65 進行報告

Last updated at Posted at 2022-01-27

###はじめに
このプロジェクトは
KsJapanとベトナムの友人Hungの二人でデザイン製造をしています。
去年の9月から始めたこのプロジェクトは色々な方の協力を得て成り立っています。
ありがとうございます。
私の拘りが強いため進行状況はあまり早くないですがいい物を作ってまいります。
これからも定期的に進行報告などしていきたいと思います。
それでは本編どうぞ!

##HUYU65 P1について
65%Gasketmount Keyboard
2021.12.25 
HUYU65プロトタイプ1はお陰様で完成。
年末に完成させたくて最後はかなり急ピッチで完成させました。
何人かの方には実機を触っていただき貴重な意見をたくさん頂きました
YouTubeにビルド動画があります是非ご覧ください。
fdfdfdsfs.png

###HUYU65 P1を振り返って
プロトタイプ1を作ったことにより、改善点も見えてきました。
やはり図面上ではなく製品になって気づくことも物凄くありました。
しかし初めてのプロトタイプでしたので本当に嬉しかったです。
変更点は本体、打鍵感など様々な場所です。
今回はP2に向けての変更点6カ所を纏めていきます。
※プロトタイプ 以下表記P

###1.ケースのサイズ、R角調整
P1ではケースの上下左右で幅が違いました。
3Dで見ているときは良く見えたんですが、実際の個体が完成して手に取ってみた所
上下左右の幅が違うと塊感が少し足りないと思いました。(塊感が好き)
そこも含めて変更します。(一枚目P1 二枚目P2)
prototype1 v11.png
prototype2 v21.png
均等なベゼルに変更しました(^^)
トップケースの四隅の角もP1ではR4でしたが半分のR2に変更したことで
綺麗にエッジが出ていい感じではないかと思います。
###2.バッジの位置、サイズ変更
P1ではバッジのサイズを1Uで設計しました。
結果として少し窮屈な印象を受けてしまって変更になります。
prototype1 v14.png
prototype2 v24.png
上がP1下がP2
左右のケースサイズを拡大したのでバッジを拡大しセンターに配置しました。
上から見たときに綺麗に収まっていると思います。
ロゴはHUYUのHYを使ったロゴです。
###3.プレートの形状変更
プレートの形状を変更します。
今回使うPCBは四本の大きなスリットが開いています。
prototype1 PCB.png
プレートも同じ位置にスリットを設けました。
理由は簡単柔軟性を上げたかったからです。
そして試打鍵をしていただいた【びあっこ氏】から総評して打鍵感はかなりいいが、アルファ部分が沈み込むとの意見を頂き変更に踏み切りました。
prototype1 v3.png
変更はアルファ部分のスリットの排除。PCBは変更なし。マウント方式を変更です
完成したプレートがコチラ。
prototype2 v3.png
貴重なご意見ありがとうございます:)
###4.マウント方式変更
これが一番でかい変更点です。
P1では面でポロンを貼ってプレートを保持する所謂よくあるガスケット方式でした。
prototype1 v17.png
このままでも打鍵感は悪くなかったのですが(個人的に)少し硬さを感じました。
なのでマウント方式をリーフ?ブリッジ?マウント方式(正式名称不明)に変更しました。
prototype2 v27.png
プレートの左右が分離しているのでポロン自体も分離して設置します。
それによりばねの様にしなりより柔らかい打鍵感を実現します。
ポロンは3mm専用設計の特注品です。
###5.ウェイトデザイン変更
前回のデザインはこのような少し複雑な形でした。
prototype1 v16.png
個人的には好きでしたが、製造の段階で傾斜面に傾斜した重量を入れるのはわずかな誤差で入らなくなりますし。量産には向かないとの技術部からの意見により変更いたします。
変更後は形はシンプルだがしっかり存在感も出したかったんでかなり悩んでこの形に変更しました。重量はP1に比べて1.5倍ほど大きくなりました。
prototype2 v26.png
重量内部のデザインもシンプルに変更しました。
前回は麻の葉模様を掘りましたが重量のねじをテーパー加工に変更すると柄が崩れるので思い切って変更いたしました。(上P1 下P2)
prototype1 v15.png
prototype2 v25.png
新デザインでは左に少量生産なのでモデルNoが入ります。
裏側のゴム足も特注で作って彫り込みを入れてありますから位置が分かりやすくなっています。
###6.トップケースの形状変更
P1では直線を基調とした言い方を変えればかなり普遍的なデザインでした。
prototype1 v39.png
prototype1 v13.png
もちろんこの形も好きでしたが少し変化が欲しかったのでケースの形状を~~(大幅に)~~変更しました。
prototype2 v39.png
prototype2 v23.png
P2では曲線を使ったケースデザインに変更。上から見たときにかなりカッチリしたイメージに変更したので横から見たときの変化が欲しくての変更です。

###まとめ
今回の変更点はかなり多いです。
実際に作ってみて気づくことも多く納得出来るものが出来るのにはまだもう少し時間がかかりそうですが、
現在設計は終了しており、次のステップは技術部との細かい打ち合わせ後製造に入ります。
3月の中旬にはプロトタイプ2を組めるようなスケジュールになっています。
P2の実機を見て、更なる変更点が無いのが理想ですが、
妥協はしたくないので入念なチェック後、レビューして頂きOKが出ればGBに移ります。
GB形式は抽選方式で個数は20個になります。
待っていただいてる方にはもう少々お待ちいただくことになりますが、もう少々お待ちください!
必ずいい物を届けます(^^)
ベース価格は$450程の予定です。なるべくリーズナブルにカスタム出来る内容もかなり用意しますので楽しみにして頂けるとありがたいです。
keyboard(1) v245.png
keyboard(1) v2.png

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