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【短期間の学習でも合格可能!】AWSのクラウドプラクティショナー試験を受けてみた

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2022年8月29日、クラウドプラクティショナーに合格しました!

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受験の目的は、AWS サービスパートナーティアの知識要件を満たすことでしたが、

  • AWSについて体系的に学習したい方
  • 未経験からのエンジニア転職を志す方

にとっても学習することは有益だと感じたので、学習の振り返りを記事にしました。

学習時間は30時間~50時間程度あれば合格ラインに達するという肌感覚です。

目次
1.学習スケジュール
2.学習教材
3.学習ロードマップ
4.おわりに

1. 学習スケジュール

  • 8/1~8/5 試験内容の確認と学習方法の調査
  • 8/6~8/28 問題演習を通して知識のインプット
  • 8/29 9:45 試験

2. 学習教材

Udemyの模擬試験問題集のみ

3. 学習ロードマップ

1. 情報収集と学習教材の選定

まずはクラウドプラクティショナー試験で出題される問題と効果的な勉強方法を調べました。
過去問がなさそうだったので、問題の傾向は下記の無料問題集を解いて把握しました。

公式練習問題集は20問のみの掲載、無料WEB問題集は150問のみの掲載です。
学習前の時点では、前者は30%ほどの正答率、後者は60%ほどの正答率でした。
AWSに関しての知識は、アプリケーションのデプロイ経験程度だったので、
知識量が圧倒的に足りていないことは自覚していました。

ただ、出題傾向は公式の試験ガイドに記載されているように、

  • 択一選択問題: 正しい選択肢が 1 つ、誤った選択肢 (不正解) が 3 つ提示される
  • 複数選択問題: 5 つ以上の選択肢のうち、正解が 2 つ以上ある

ということなので、問題を解きながら覚えるスタイルで対策することにしました。
そこで、問題演習量が豊富で評価が高かったUdemyの模擬試験問題集を購入しました。

2. Udemyの模擬試験問題集で演習

購入したUdemyの問題集の構成は下記の通り。

  • 基本レベルの問題集が2題
  • 応用レベルの問題集が5題
  • アソシエイト試験レベルの問題集が1題

レビューを見ると、合格した方は基礎と応用の正答率を90%以上に仕上げている方が多く、
問題集を5周ほどされていたので、それらを数値目標として設定し、自身も例に漏れず、
解く→解説見る→解く→解説見る...を繰り返す王道を通ることにしました。
私は、アソシエイト試験レベルの問題集は解かず、基本レベルと応用レベルだけ解きました。

下記は実際の学習日と正答率です。

1回目 2回目 3回目 4回目 5回目
基本レベル① 8/6(43%) 8/11(67%) 8/17(69%) 8/21(83%) 8/27(87%)
基本レベル② 8/11(36%) 8/11(64%) 8/17(70%) 8/21(69%) 8/27(95%)
応用レベル① 8/11(24%) 8/11(60%) 8/21(52%) 8/27(90%)   -
応用レベル② 8/11(23%) 8/11(60%) 8/21(50%) 8/27(73%)   - 
応用レベル③ 8/14(29%) 8/23(35%) 8/25(86%)   -   -

8/19~8/20は社員旅行だったので前後の日程は脳内お花畑でしたが、
演習回数を増やすことで、知識をインプットすることができました。
「正答率90%、達成してへんやん。」とか
「そもそも5回も解いてへんやん。」みたいな回もありますが、
結果的に(ギリギリw)合格しました。

というのも、この問題集のレベル(特に応用レベル)は本番の試験よりも難しいとの
レビューも多く、問題集の基本レベルの内容の理解を優先したためです。

そのため、上記は最低限仕上げないといけないラインの一例として捉えていただき、
受験される方は、他にレビューしている方が言われるように、
基本レベルは100%、応用レベルは90%を目指して学習すると精神的にも安心です。

3. Udemyの模擬試験問題集の解説をしっかり読む

問題演習を終えた後は、復習することが言うまでもなく重要です。
選択肢形式の問題の場合、正当以外の選択肢の内容についても理解できているかが重要なので、
問題を見直す際は全ての問題を見直していました。

問題集の作りが親切で、

  • 知識領域(分野)ごとに復習できる
  • 正解・不正解・未回答・見直しのマークごとに復習できる
  • 受験した日程ごとの解答状況と成績が履歴に残るので見直しに便利

といった復習のしやすさが整っていました。
私の場合、別途タスク管理アプリのAsanaで単語帳のように復習するようにしていましたが、
問題集の解説を読むことの方が多く、結果的にあまり活用できていませんでした。

そこで、試験ガイドの付録の内容を優先すると効率よく復習できるように思います。
というのも、問題集内では既にサービスが終了したものや、既存のサービスに統合されたものも選択肢内に含まれているケースがあったからです。付録のサービス名を見て、サービス概要を説明できるようになる状態が理想です。

そしてAWSのサービス名は(当たり前ですが)英語で記載されているものが多いです。
設問では省略形で出題されることもしばしばありました。
例えば、Amazon ECSは、Amazon Elastic Container Serviceを指します。
このように、省略形だけを見て覚えるのは難しく感じたので、正式なサービス名称を調べて学習するようにしていました。

4. おわりに

今回はクラウドプラクティショナーの合格体験記を記事にしました。
過去問のない資格試験は初でしたが、勉強方法は変わらないことを改めて確認できました。
また、下記レポートによるとクラウドの概念が弱みであるということがわかりました。
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受験後に振り返ってみると、問題演習では「クラウド全般」の分野を数問しか解いていないことが判明しました。そのため、クラウドに関しての理解を深めることが課題であると感じました。
クラウド関連でおすすめの書籍やWebページをご存知の読者の方はぜひコメントください。

また、クラウドプラクティショナーの合格特典として、次回認定試験の受験料が半額になるクーポンが発行されます。プロフェッショナルのような上位認定試験を受ける方には助かる特典ですね。

最後に、この記事がクラウドプラクティショナー試験を受けられる方の一助になれば幸いです。

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