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はじめまして。
「ITサービスマネージャー」というと、単なるシステムの維持、オペレーションをするひと、というイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。
私自身は、そんなITサービスマネージャーの仕事を始めて気づけば丸10年が経ちました。

運用保守ってつまらなそう…そして地味そう…
と思われている方向けに、ITサービスマネージャーに少しでもポジティブな印象をもってもらえればと思い、記事を書いてみたいと思います:sparkles:

実は、クリエイティブ?!

まず、ITサービスマネージャーの大きな特徴のひとつは、システムのライフサイクルをつうじてお客様との接点が多いことです。
お客様との接点が多いということは、お客様の課題やニーズに一番近い位置にいるということ。

運用保守をつうじて得られた改善ネタや提案ネタを取り入れてシステムにフィードバックしていくDevops的な発想が求められます。
案件によっては運用保守部隊から営業や開発部隊に連携すること、さらには運用保守起点で新規事業に繋がることもあります。

ITサービスマネージャーの仕事は、お客様との密な連携を通じて、新しいアイデアや改善点を見つけ出しシステムの進化に貢献できる可能性が広がっているのです。

お客様に投資対効果を実感してもらうことが最大のミッション

システムの運用保守は、お客様にとってはコンサルティングや開発に投資した費用が効果を発揮しているかどうかを測定するフェーズです。

つまり、ITサービスマネージャーの最も重要なミッションは、運用保守をつうじてお客様事業への貢献価値を最大化することなのです:ring:

運用保守界隈ではシステム安定稼動が命。
実際、泥臭く現場をまわしていくことも重要ですが、ITサービスマネージャーは現場に閉じた思考ではなく、よりお客様志向でいることが大切です。

システムの屋台骨、絶え間なく改善をまわすプロフェッショナル集団

そして、システムトラブルが発生したときにこそ、最後の砦として運用保守の現場を統制するのがITサービスマネージャーの役割です。

お客様に怒られることもあります…
早期復旧(ゴール)に最短距離でいくにはどうしたらよいかを必死に考えるシチュエーションも少なくありません…

ですが、システムを利用するユーザのすみずみにまでサービスを届けられているのは、我々ITサービスマネージャーがいるからこそなのです。

継続的な問題解決と改善をつうじ、お客様との信頼関係を築き、お客様の事業に寄り添うこと、これらの取り組みがITサービスマネージャーの成長に繋がります。

まとめ

ITサービスマネージャーや運用保守の仕事に対して、少しでもプラスのイメージを持っていただくことを目標にこの記事を書きました。

ITサービスマネージャー職と女性の親和性についても触れたいですが、それはまた次の機会に。。

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