環境構築用のスクリプト、そう頻繁に使うものでもないけど一つ持っておくと便利ですよね。
そんなスクリプトで必要な処理は大きく分けて以下の2つ。
- よく使うツールのインストール
- ツールの設定ファイルの配置
今回紹介するrcmは2つ目の処理を楽にしてくれるものです。
インストール
$ sudo apt install rcm
使い方
チュートリアルもありますが、基本的には以下の2つのコマンドだけ覚えておけば大丈夫です。
$ mkrc .bashrc
$ rcup -v
上記2つのコマンドを実行すると、ホームディレクトリ直下に bashrc が入った.dotfilesという名前のディレクトリが作成されます。
2つ目のコマンドで .bashrc が ~/.dotfiles/bashrc へのシンボリックリンクとなります。
新たにrcmで管理するファイルを追加したい場合も、mkrcでファイルを追加し、rcupでシンボリックリンクの作成ができます。
こうしてできた.dotfilesをGit管理することで、環境構築するときは rcup -v
を実行するだけで設定ファイルをコマンド一つで適切な場所に配置できます。