これまでの記事ではQ#について簡単に情報をまとめてきました。
量子コンピューターについてはMicrosoft以外の団体も積極的に開発を行っているためどのようなものがあるのか調査を行いました。
情報は2026/06/21ベースです。
Qiskit
IBM製のPythonベースで記述できるオープンソースの量子SDKです。2017年にリリースされた量子プログラミングの老舗になります。
同じIBMが作成している量子コンピューティング環境であるIBM Quantum上で簡単に実行することができます。
またAI補助機能もしっかりしていて同社が提供するQiskit AI Code Assistantを利用すること開発の敷居を大きく下げることができます。
Q#
過去記事で解説済みのため省略します。
CUDA-Q
NVIDIAが提供するオープンソースの量子開発プラットフォームです。単一のプロブラム内でCPU,GPC,QPU(量子用のコア)を横断した計算を可能にすることができます。対応している言語はPythonとC++です。
PennyLane
量子コンピューティング、量子機械学習、量子化学向けのオープンソースソフトウェアプラットフォームです。
他のものとの違いとしては量子機械学習、量子化学向けであることが明記されている点です。TensorFlowやPyTorch,JAXと互換性があることからもその方向での活用が前提とされていることがわかります。
Cirq
Google Quantum AIチームが開発したオープンソースのPythonライブラリです。公式曰くノイズが多い量子コンピューティングに対応するための有用な抽象化を提供しています。
OpenQASM
OpenQASMとはもともとはIBMが提唱した量子回路を記述するためのテキストベースのアセンブリ言語です。現在はオープンソースとして標準化が行われています。
Pythonなど高級言語で記載したプログラムも最終的にはOpenQASMのような中間表現にコンパイルされてから実際のハードウェア環境に送られることが多いです。
実際に開発者が手動で書くことは少ないと思いますが、知っていると役に立つことがあると思います。
まとめ
量子プログラミング技術について調査しました。それぞれに得手不得手があると思いますのでやりたいことに合わせて採用が必要です。
この記事が皆様のコーディングライフの助けになれば幸いです。
参考