要約
買った本は2冊。「人工知能は人間を超えるか」「ディープラーニングG検定公式テキスト(初版)」。
今回の試験からシラバス改訂があって、公式テキストも改訂されたけど買わなかったよ。
本を読むだけじゃなくてStudy-AIの模擬試験を無料でできるところを何周かしたよ。
Study-AIの模擬試験改訂版が試験前に公開されたお陰で対策ができたよ。
はじめに
一般社団法人日本ディープラーニング協会が2021年7月17日(土)に開催したジェネラリスト検定(G検定)を受験し、無事合格しました。
その時に行った勉強や使った本やサイトなどをメモしておきます。
やったこと
- Coursera、Andrew Ng先生のMachine Learning(無料)、ディープラーニング専門講座(動画だけなら無料)を半分くらい
- 読書
- 人工知能は人間を超えるか - Amazon
-
ディープラーニングG検定公式テキスト(第2版)
- 筆者が買ったのは1版
- 章末問題を何周かした
- Study-AIの模擬試験(シラバス改訂部分含む)
- AVILENG検定スキルチェックテスト
- 上記コンテンツやシラバス内のキーワードをScrapboxにまとめた(全部で451ページ出来た)
まずCourseraの授業をビデオだけの受講をしましたが、これだけでもガッツリ時間がかかります。
むしろコレが一番時間かかるのではないでしょうか。その分、大変面白い授業でわかりやすい良い授業です
(機械学習コースは古いとも言われてますが、それでも良い授業だと思います)
動画視聴が終わったあとは公式テキストの章末問題に取っ組みあったり、模擬試験を解いたりしていました。
知らない単語、確実に覚えておきたい単語は都度Scrapboxにメモを取り、関連する事項同士でリンクさせるなんてことをやっていました。
難易度自体、模擬試験も本番の難易度もそんなに変わりは無い感じはありますが、模擬試験でカバーしきれないキーワードもあるだろうと考えて、シラバスから拾った単語を調べて、わかったことをまたScrapboxにまとめる。
そんな流れで全体をカバーしていったと思います。
勉強時間は約1年前からCourseraを見始めたので随分長いことかかってるかと思います。
それでも200時間はやってないと思いますが、正確にはわかりません。
得点内訳
- 人工知能とは.人工知能をめぐる動向.人工知能分野の問題:90%
- 機械学習の具体的手法:85%
- ディープラーニングの概要:87%
- ディープラーニングの手法:89%
- ディープラーニングの社会実装に向けて:87%
- 数理・統計:66%
ボーダーは非公開ですが、数理・統計の大事故をなんか上手く回避した感じが半端ないですね!
試験本番
2021年7月17日(土)に試験本番がありました。模擬試験に似た形式の問題が200問以上でました(模擬試験が似せてるのでそれはそう)。
試験時間2時間ですので、全問Google検索する暇はありません。ひとまず候補を絞って選択だけして不安なところは印を付けると言う流れで1周。その後、印のついている問題を自作のScrapboxやGoogle検索を使いながら絞った選択肢をまた絞って確信していくという流れで解いて行きました。CBT形式の試験は慣れてなかったのですが、Chrome最新版(当時)で無事に事故も無く受けられました。試験中、急におなか痛くなって中座したときは「CBTっていいなぁ…」なんて思ったり。
受けた感想
- 人工知能・ディープラーニングあたりがどういうものなのかざっくりと把握できた
- 機械学習で使われる技術が改善されていって今日のディープラーニングへとつながっていってるその流れも面白い
- 例えばAndrew Ng先生の授業で教わった勾配降下法がどんな改善がされていったか、この記事を見て面白!ってなった
終わりに
- 楽しく教養を深めるいい試験でした。
- AIについての教養を深めたい人にオススメです。
- 2021年第3回のG検定は11月6日(土)に開催される予定だそうです。
参考
G検定とは - 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】
G検定の試験出題範囲(シラバス)2021
Coursera Machine Learning
Coursera ディープラーニング専門講座
人工知能は人間を超えるか - Amazon
ディープラーニングG検定公式テキスト(第2版)
Study-AI G検定(ディープラーニングと機械学習の検定)模擬テスト
AVILEN G検定スキルチェックテスト
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