はじめに
QGISを使用していると、作成したラインデータから等間隔の横断線を作成したい・・・ということが良くあります。
今回は、以下の記事を参考に横断線を作成してみました。
https://geoobserver.wordpress.com/2023/03/27/qgis-tipp-flussbreiten-ermitteln-aber-wie/
なお、説明図の背景地図として地理院タイルを加工して利用しています。
作成手順
フロー図
やりかた
ラインデータの準備
まずは横断線を作成するためのラインデータを作成(またはダウンロード)します。
今回は1本だけ河川に沿って作成しました。

ライン沿いに等間隔のポイントを作成する
プロセシング「ジオメトリに沿った等間隔点群」で横断線を作成するのに必要なポイントデータを作成します。
今回は500m間隔で横断線を作成したいので、パラメータ「距離」に500を指定します。

横断線を作成する
作成したポイントを使って横断線を作成します。
プロセシング「式によるジオメトリ」に以下の式を記載することで、横断線がサクッと作成できます。
今回はポイントから左右に800m延伸した横断線を作成したいので、800という数字を使用しています。
90という数字は、ポイントの向きから垂直方向に向けてラインを作成する・・・ということを意味しています。
extend(
make_line(
$geometry,
project (
$geometry,
800,
radians("angle"-90))
),
800,
0
)
プロセシングを走らせると、簡単に横断線を作成することができました。

作成した横断線は断面図の作成に利用するなど、色々と活用することができます。
おまけ
ポイント(ラインから等間隔に作成したデータ)のスタイル設定を変えるだけで、横断線を見かけ上作成できます。
レイヤのシンボロジは以下の手順で変更します。
- ポイントのシンボルレイヤ型を
ジオメトリジェネレータに設定する - ジオメトリ型は
ラインストリング/マルチラインストリングにする - プロセシング「式によるジオメトリ」で使用した式を「式ダイアログ」に入力する
こうすることで、角度や横断線の長さを変更した時、リアルタイムで地図に反映することができます。
便利ですね〜。


