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Amazon Augmented AI(A2I) 機械学習/AI運用では避けられない有人確認業務をAWSが代替

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はじめに

この記事は株式会社ナレッジコミュニケーションが運営する Amazon AI by ナレコム Advent Calendar 2019 の4日目にあたる記事になります。

概要

re:Invent2019 では多くの機械学習/AIに関する新サービスが発表されました。
機械学習/AIを運用する上で「ここが大変なんだよな」というポイントをサービスで埋めてくるものがピンポインで出てきた印象です。

そんな中でも本記事で紹介する Amazon Augmented AI (Amazon A2I) は非常に特徴的で強力なサービスです。

AIを運用する上での課題

例えば画像内にある記号を検出し判別するモデルを作り運用したと仮定します。
モデルが応答した際の値は数値として出るのですが実際に正しい結果だったかどうかはやはり人の目による目視確認が必要となってきます。

image.png

AIの技術を使って目視確認業務を減らしたはずが、AIの精度を確かめるための新たな目視確認業務が生まれるという状況です。
通常はモデルの応答値のモニタリングや一部結果を目視確認して精度を見るなどのワークフローが必要でした。

Amazon A2I による解決

Amazon A2I では AWS のサービスとして分析結果の目視確認と結果共有を行ってくれます。
これにより以下の図のように今までは人が介在することになってしまっていたフローもAWSの世界で完結ができます。

image.png

使い方

バージニア北部リージョン(N.Virginia)で利用することが可能です。
日本語では「拡張AI」という表記になっていますね。

image.png

ワークフローを選択し、Textracct、Rekognition、Custom の3種類のタスクのうち1つを選択することができます。

image.png

価格

価格はこちらでアナウンスがされております。
https://aws.amazon.com/jp/augmented-ai/pricing/

まとめ

今までは自動化のために機械学習/AI運用を行うための目視業務が発生することもあったのですが、こういったサービスを組み込むことで目視チェックもAWSのサービスの中に組み込めるというのはすごいこと感じています。
より一層、機械学習/AIが運用されていく世界観がAWSによって進んでいきそうですね!

参考リンク

公式ドキュメント

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