前回のおさらい
-
Sens'itをハウスの温度管理に使うまで(1/2)
-
Sens'it
を受け取った!
-
システムアーキテクチャ
#SORACOMでの設定
SORACOM Harvestまでデータを送る
- SORACOMのガイドを参照してください -> https://dev.soracom.io/jp/start/sigfox_hw_sensit/
- 上記ガイドを一通りこなすことで、グラフに色々なデータが表示されるようになります
- 今回はもう一押しして見栄えよくデータを表示しましょう
Lagoon設定
- 取り込んだデータをダッシュボード(Web UI)に表示します
ユーザ設定
- Lagoonを利用するにはLagoonのアカウントが必要になります
- SORACOMのガイドを参考にユーザ作成まで行います -> https://dev.soracom.io/jp/start/lagoon-dashboards/#start
- 今回は無料枠で作ります
(2020/05/07現在)
ダッシュボード作成
- Lagoonではダッシュボードを作り、自分が見やすいUIを作成できます
- 3種類紹介します
メーター
グラフ
表
-
時系列データ以外をLagoonで確認する手段として表があります
-
パネルの追加、編集のやり方は上と同じです
- パネルの種類は[Table]を選びます
- 通信品質(Link Quality indicator:lql)を確認したりします
- そのほかの設定は適宜設定してください
- パネルの種類は[Table]を選びます
更新頻度設定
- データ更新頻度の設定をします
UI確認
- 無料プランの場合、編集ユーザしかないので現在編集中の画面をそのまま使います
- URLをシェアすることでPCからでもスマホからでもダッシュボードにアクセスできます
まとめ
IoT導入を考えている人の助けになるよう、備忘録も兼ねて記述しました。
参考になったでしょうか?
「位置情報(GPS)」「温度」「湿度」「加速度GPSマルチユニット」にバッテリが搭載された
GPSマルチユニット(https://dev.soracom.io/jp/gps_multiunit/what-is-gps_multiunit/)
についてもそのうち記事を書こうと思います。
IoTで課題解決をする際は、目的を忘れてはいけません。
IoTデバイスを作ることが目的になってしまうと、解決したい課題に取り掛かかるまで時間がかかります。
楽できるところは楽しましょう。
今後の展望
-
Sens'it
のバッテリー電圧が低くなってきた場合、アラートがLINE通知で飛んでくるように設定しています- 需要があれば記事書きます
-
GPSマルチユニット
でもう少し大きめなシステムも組んでみたいです
Sens'it
に対する要望
- 実証用デバイスだからしょうがないが、防水防塵性能が不足している
- 残存バッテリー容量が分からないので何日設置し続けていいかわからない(目安すらわからない)
- データ送信頻度をもっと柔軟に選べるようにしてほしい
- 10分おきの次が1時間おきって...
- Sigfoxの電波が入りにくい地域だと1時間おきはリスキー
- 15分、20分、30分おきなどで刻みたい
- (もしかしてSDKいれれば作れる...?それだとやっぱり開発コスト高い)
- 10分おきの次が1時間おきって...