Amazon QuickSight - Visualization Basics (Japanese)
Amazon QuickSight は、AWS が提供している クラウド型のBI(Business Intelligence)/データ可視化サービスです。
お仕事で「アプリログから各種傾向を可視化せよ」というオーダーがあったので、まずは、公式ハンズオンでキャッチアップに取り組みました。本記事は、その際のメモです(2026年2月7日実施)。
なにができそうかイメージが湧かない方、およびハンズオンやってみようかと思っている方(※ Amazon QuickSight は2025年10月 Amazon Quick Suite にリニューアルしており、ハンズオンはUIが古くなってしまっていてわかりにくい箇所あり)向けに完成品のイメージを掲載していきます。
- 公式ハンズオン:Amazon QuickSight - Visualization Basics (Japanese)
今回私は、以下の3つの章のハンズオンに取り組みました
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1. 初めてのダッシュボードを作成する
BI経験のない方でも、その手順に従うことで、初めてダッシュボードを作成できるような内容 -
2. 高度な分析ダッシュボードを作成する
前章で使用したデータや作成したデータセットを利用して、高度な分析やダッシュボードを作成。主な内容は、シートを複数作成し、異なるビジュアルタイプ、パラメータを使用したアクション、コントロールフィルター、計算フィールドを作成することで、高度な分析ができることを確認する -
3. Amazon Q in QuickSightを利用する (後日追記します
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Generative AI機能を使用して、自然言語にて問い合わせを行い返答を受け取ることができる Amazon Q in QuickSight についての紹介
1. 初めてのダッシュボードを作成する
ハンズオンと違うところ
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接続とデータ準備(ファイルアップロード および S3)
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ビジュアル、計算フィールドの作成 6) フィルターを適応
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ハンズオン内には1時間で終わると書いてあるものの、UIが異なるところとか調べながらやると3時間くらいかかりました

この章でできるもの
時系列グラフでの 月 での フィルターアクション や、WordCloudでの プロダクト による フィルターアクション が可能な売上分解ダッシュボード
あらたな発見/知らなかったこと
- 予測を追加
2. 高度な分析ダッシュボードを作成する
ハンズオンと違うところ
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- 都道府県/市 みたいな地理空間型がサポートされてなく、その結果として 「新しいデータタイプが見つかりません」 になります

- 「新しいデータ準備」の画面では無理(現状の制約)ですが、レガシーエクスペリエンスに切り替えればハンズオン通りできます。
- https://community.amazonquicksight.com/t/topic/50969


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レガシーエクスペリエンスに切り替えない限り、自動での都道府県(String型→地理空間型)への型変換はやってくれません!(新UIで地理空間は出ません)
- 都道府県/市 みたいな地理空間型がサポートされてなく、その結果として 「新しいデータタイプが見つかりません」 になります
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こちらも、ハンズオン内には2時間で終わると書いてあるものの、UIが異なるところとか調べながらやると6時間くらいかかりました

この章でできるもの
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期間指定、集計粒度、セクター、産業などでデータを入力値に応じて分解でき、また、異常検知のナラティブを有したダッシュボード
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LACを使用した計算フィールドを利用したプロダクト別売上成長率などのビジュアル
あらたな発見/知らなかったこと
- 異常検知の設定追加
- LACを使用した計算フィールド:ビジュアル定義の集計が実施される前に実施するための計算フィールド(難しい!!
)
Looker StudioとAmazon Quick Suiteどっちがいい?
同様のBIツールとして、Googleの Looker Studio があります。
たまたま筆者は Looker Studio を触ったことがあったので、 Amazon Quick Suite と比較してなにがどう違うかまとめてみました!
個人的な感想としては、 Looker Studio のほうがUIが直感的で使いやすいです!また、なんといっても無料で使えるのはでかいです。
でも、LookerStudioはその分、機能が限定されており、高度なことをしようとするとAmazon Quick Suiteに軍配があがると思いました!
| 観点 | Looker Studio | Amazon Quick Suite |
|---|---|---|
| 得意領域 | マーケ/事業向けのレポート&ダッシュボード共有 | 企業向けのBI基盤 (セキュリティ・埋め込み・大規模配信) |
| 料金感 | 無料(Self-service) + Pro $9/ユーザー/プロジェクト/月 (Google Cloud) | Author/Reader・セッションなど課金体系が複数(例:Readerセッション容量課金など) (Amazon Web Services, Inc.) |
| データ接続 | Google提供コネクタ+コミュニティ/パートナーコネクタ (Google Cloud Documentation) | AWS中心に広く対応(Athena/Aurora/Redshift/S3…等) (AWS ドキュメント) |
| 性能/同時アクセス | データソース側の性能やコネクタ品質の影響を受けやすい(重いと遅くなりがち) | SPICE(インメモリ) or 直クエリを選べるので、同時アクセスや安定性能を設計しやすい (AWS ドキュメント) |
| 権限/ガバナンス | Proで組織所有・ワークスペース等が強化 (Google Cloud Documentation) | RLS(行)/CLS(列)など明示的な制御が強い (AWS ドキュメント) |
| 埋め込み/外部配信 | できるが「BI基盤としての機能」は比較的薄め | 埋め込み・大規模配信を前提にした設計(課金体系もそれ用がある) (Amazon Web Services, Inc.) |
| (個人的な)操作感 | 操作感が直感的で使いやすい | 操作感が細かく使いにくい・学習コスト高 |
機能面では私が感じた限りで、以下の差がありました。
Looker Studio は機械学習による予測はなく、Amazon Quick Suite 特有の機能だと感じました。
また、散布図と回帰曲線については、Looker Studio のほうが充実しているように思います。
異常検知/アラートや自然言語問い合わせの機能は、Amazon Quick Suite が強いように感じますが、Looker Studio も有料版の Looker Studio Pro や BigQuery を使えば同様のことができます。
| 機能面 | Looker Studio | Amazon Quick Suite |
|---|---|---|
| 予測 | ❌ 予測ができない(トレンドラインなどを引くことはできる) | ⭕️ 機械学習による予測ができる |
| 回帰曲線 | ⭕️ 時系列チャート/散布図に対して、トレンドラインを追加できる。種類も Linear / Polynomial / Exponential / Moving average など豊富 | ❌ 自動の回帰直線(回帰曲線)はできない |
| 重回帰分析(多変量回帰) | ❌ 基本は外で計算→可視化 | ❌ 基本は外で計算→可視化 |
| KPIビジュアル | ❌ なし | ⭕️ あり |
| 異常検知/アラート | 🔺 あり(Proのみにチャートにアラートを作成機能あり。BigQuery側で異常検知を計算するのが定番) | ⭕️ あり(ML異常検知(Anomaly detection / ML Insights)、異常アラート(Anomaly alerts)、しきい値アラート(Threshold alerts)) |
| 自然言語問い合わせ | 🔺 あり (Looker Studio Pro + “Gemini in Looker” を有効化) | ⭕️ あり(Amazon Q in QuickSight) |









