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ChatGPTだけで「ローカルで動く4択テストブラウザアプリ」を作ってみた

Last updated at Posted at 2025-12-13

この記事は、セゾンテクノロジー Advent Calendar 2025 の14日目の記事です。シリーズ2ではHULFTDataSpiderの開発メンバーによる投稿をお届けします。

はじめに

最近、ローカル環境だけで動く簡易的な4択テストが欲しいなと思う場面がありました。
「ブラウザだけで動く軽いテストアプリが欲しい」「単一選択と複数選択が混ざる問題を作りたい」
そんな用途で、市販のLMS1を使うほどではない場面です。

そこで今回、ChatGPTを使って「ローカルで動くブラウザの4択テスト」を作ってみました。

実現したかった要件は以下のとおりです。

  • Windows 11のローカルPCだけで動作する
  • ブラウザだけで実行(HTML/JavaScriptのみ)
  • 単一選択と複数選択の混在
  • 問題シャッフル、選択肢シャッフル
  • 1問ずつ出題し、回答するたびに正誤表示
  • 問題はテキスト形式ファイルから読み込む
  • 各問題の回答に解説

この記事では、ChatGPTとの対話だけでアプリを完成させたプロセスを紹介します。

完成したテストアプリ

まずは完成物のスクリーンショットです。

  • HTMLファイルをダブルクリックするだけで起動
    quiz4_explorer.png

  • 初期画面はこんな感じ
    image.png

  • 問題ファイルを選択すると
    image.png

  • テストを開始する
    image.png

  • 正解を選択して回答した場合は背景が緑っぽくなる
    image.png

  • 複数選択問題にも対応
    image.png

  • 不正解を選択して回答した場合は背景が赤っぽくなる
    image.png

  • 全問の回答を終えると結果が表示される
    image.png

問題のデータはこんな形式で作れます。

#TYPE: single
#Q: 株式会社セゾンテクノロジーが販売するソフトウェア「HULFT」がリリースされたのはいつか。
#A: 1990年
#A: *1993年
#A: 1995年
#A: 2000年
#EXPL:「HULFT」は1993年に新製品として発売されました。リリース当初の製品名は「HUL-FT」でした。
なお、1991年は「HULFT」の開発が始まった年です。
また、1995年は「HULFT3」、1999年は「HULFT5」がリリースされた年です。

ChatGPT に相談した内容

今回の開発はすべて ChatGPT との対話のみで行いました。
最初は単純なサンプルコードを生成してもらい、その後に追加で改修を依頼しました。

最初に提示した要件は以下のとおり。

  • ブラウザで実施できる4択テストを作りたい
  • ローカルマシン(Windows 11)だけで動く
  • 単一選択問題と複数選択問題を混在させたい
  • 問題・回答はテキスト形式ファイルで入力
  • コンパイル不要なスクリプト言語だと助かる

驚いたのは、回答速度と完成度の高さ。
たった1分程度で、最終版と比較しても8割以上の完成度のサンプルコードが作成されました。
もちろん、本格的な製品コードにすぐ適用できるレベルではありませんが、個人的にローカルで使うようなものと考えたら十分に事足りるものでした。

その後、以下の改修を依頼。

  • 問題シャッフル、選択肢シャッフル機能の追加
  • 正解確認を全問回答後ではなく、1問回答後に変更
  • 解説(#EXPL)を複数行対応にする

ChatGPTにはプロトタイピングが非常に向いており、要望を投げると短時間でコードが更新されていきました。

実装したテストアプリの仕様まとめ

読み込む問題ファイル仕様

タグ 内容
#TYPE 回答の選択肢数(single=単一、multiple=複数)
#Q 問題文
#A 回答の選択肢(正解には先頭に*付ける)
#EXPL 解説(複数行可)

Webアプリの動作仕様

  • テキストファイルを読み込んでパース
  • 回答の選択肢数によって自動で radio / checkbox を切り替え
  • 1問ごとに画面を切り替え
  • 回答すると即座に正誤結果を表示
  • 全問題終了後にスコア表示

ChatGPTを使って開発した感想

実際にやってみて感じたメリットは以下の通りです。

✔ プロトタイプ開発が異常に早い

要件を自然言語で伝えるだけでコードが生成される。
要件変更・UI変更もプロンプト1つで済む。

✔ ローカルで動く小規模アプリと相性が良い

サーバー側の実装が不要なため、HTML/JavaScriptの生成に強いと言われるChatGPTが特に活きる。

✔ テストデータの形式調整が楽

「複数行の解説に対応して」と言うだけでコードが修正される。

まとめ

今回は、ChatGPTと対話しながらローカルで動く4択テストアプリを作成しました。

短時間で初版ができ、改善もすぐ反映されるため、プロトタイプ開発の効率が非常に高いと感じました。

ChatGPTを活用すると「こういう小さな便利ツール」をサクッと作れるので、学習・業務の補助におすすめです。

読んでくださってありがとうございました。今更感があるような内容ではありましたが、業務でちょっとしたツールが欲しいなどあればお試しいただければと思います。

  1. Learning Management Systemの略で、学習管理システムのこと

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