この記事は ZOZO Advent Calendar 2022 #6 22日目の記事です。
早いもので、今年ももう10日足らずとなりました。
本日ZOZOでは、忘年会的お祭り騒ぎであるZOZOCAMPが開催されます。
毎年「そこまでやるのかZOZO」と社内イベントに対する狂気熱意が感じられるメッチャ盛り上がるイベントですので、気になる方は Let's JOIN US!!
ということで今回は、先日データポータルから名称が変わったルッカースタジオ(カタカナで書くとなんかしっくりこない)のTipsです。
とあるデータソースのカラムAの総数と、フィルターをかけたカラムAの総数で計算をするには
以下のようなデータをもつデータソースがある場合、全ユーザーの注文総数(39)に対する、プレミアムユーザー(is_premium_user = 1)の注文総数(25)の割合を出すためには、どのような操作をすればよいでしょうか?
user_id | is_premium_user | count_orders |
---|---|---|
u000001 | 1 | 4 |
u000002 | 0 | 2 |
u000003 | 0 | 3 |
u000004 | 0 | 4 |
u000005 | 1 | 8 |
u000006 | 1 | 4 |
u000007 | 0 | 2 |
u000008 | 0 | 3 |
u000009 | 1 | 7 |
u000010 | 1 | 2 |
スコアカードで表現する場合、とても楽な操作で行えます。
対象となる2つの値(フィルターありなし、それぞれの総数)を表示したスコアカードを選択し、コンテキストメニューより「データの統合」を選択します。
すると、
自動的に、それらの値で計算されたスコアカードが生成されます。
データソースには「混合データ」が、指標には先に選択した値を使用した計算式がセットされています。(指標の名称は手動で変更しています)
この混合データとは何ぞやと中身を覗くと(「混合データ(1)」の左にあるペンアイコンをクリック)、フィルターがかかっていないテーブルと、フィルターがかけられたテーブルとで結合されているのが分かります。
余談ですが、ここでも指標名を変更できるので、元が同じ名称の場合、変更しておくと分かりやすいです。
ちなみにこの混合データ、もちろんスコアカード以外でも使えますので、表で表現することもできます。
以上です。
それでは良いお年を(まだ早い)