産業界におけるロボットの存在感は強調してもしきれません。これなしに産業界は存続し得ないと言っても過言でもないでしょう。それくらいに、大事な役割を担っているのです。産業界の縁の下の力持ちこそがロボットです。
産業ロボット の話をしていますが、実際には、非常に曖昧な表現かもしれません。と言うのも、ロボットの種類はもう少し細かく分類できるからです。これについて、以下でご紹介したいと思います。
![900px_COLOURBOX16748631.jpg](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/857503/b880260b-7589-b797-e863-d5b357528936.jpeg)協働ロボット
協働ロボットは、巨大な組立ラインで他のロボット(そして人間)と一緒に働くことのできる設計です。通常、製造ラインの効率を最大化するためには、ハンドリングや溶接、ピックアンドプレイスなどのロボット、作業員が調和して行動する必要があります。協働ロボットは、通常、人にもたらされる危険を最小限にする設計なので、すぐ横で人が仕事をしても、全く問題ありません。プログラミングの柔軟性が高いのも一般的な特徴です。
塗装ロボット
プロの塗装職人や作業員を見つけるのは難しく、また、この仕事は非常に毒性が強いのも特徴です。だからこそ、ロボットを利用するのが最適です。これにロボットを利用することで、塗料の無駄を減らすこともできます。作業員の健康を守るのは、雇用主の責任です。これをロボットの導入で果たすことができれば理想的でしょう。健康被害や病欠者が出たりすると、結果的には事業にとって経済的にも、日々の操業的にも問題となります。
組み立てロボット
多くの自動車工場では、ロボットが稼働することで、あらゆる部品を高速で組み立てています。また、スループットを向上させるために、フロントガラスやホイールの取り付けなどの作業をロボットが行っている場合も多くあります。組み立ては特に、同じ動きの高速での繰り返しが求められる仕事です。だからこそ、ロボットの導入が効果的です。組み立てロボットは休むこと無く稼働します。可用性の高さという意味でも理想的な「従業員」です。
![How-Well-Is-Your-Cobot-REALLY-Performing.jpg](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/857503/90c24db4-877d-f59d-fdfb-9c903ecde016.jpeg)